今は藤の花が最盛期です。栃木県足利市にあるフラワーパークの、大きく垂れ下がった藤は、あまりにも有名です。昨年は出かけてみましたが、ここも外国人の観光客で埋め尽くされていました。こうなると風景としての写真は撮れそうにありません。そんな訳で、今年はローカルな藤を巡ることにしました。

自宅から車で10分ほどの神社の境内にある藤です。こんなローカルな場所にある藤でも、周りの環境まで写し込まなければ、有名なところの藤と遜色はないと思います。(^o^)丿

藤の花をしみじみ見るとこんな花なんですね。クリオネのような愛らしい花のように思えます。丁度クマバチが蜜を吸っていました。ものすごい凄い音を立てて飛び交っていますが、いたって温厚な蜂で人間を攻撃することはさそうです。オスは針が無いので射されることはないそうです。メスには針がありますが、刺激を与えたりしない限りは射すことはないし、射されても重症になることはないようです。ちなみに私は万が一の為に帽子をかぶって撮影しています。

こちらはピンク色の花です。でも淡いピンク色というほどではなく、少し濁った感じに思えます。
*腱鞘炎に似た症状で通院中です。症状が落ち着くまでは、しばらくの間コメントを休ませて頂きます。(*^-^*)
- 2018/04/29(日) 08:32:21|
- 春(3・4・5月)
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春の山の草木が一斉に若芽を吹いて、明るい感じになる様子を春の季語で「山笑う」というそうですが、今年は若芽の萌黄色も連休を待たずして、すでに緑が深まっており、「山笑う」どころか「山笑っちゃった」 というくらいに新緑が進んでいます。

山の斜面の緑も御覧のように「山笑う」と「山笑っちゃった」が混在しています。

渓谷の足元の緑も色濃くなっています。

多くの人に見られるでもない白い小さな一輪の花・・・ひとり気持ち良さそうに木漏れ日を浴びています。

絶え間ない水しぶきを浴びて岩の苔も青々としています。

渓谷を歩くと落差の小さい滝が数多く見られます。

落ちる水しぶきと共に吹く風が心地良く感じます。滝の風情を求めるならシャッタースピードを遅くして撮ることになりますが、それには三脚は欠かせません。三脚は持ち歩くのが大変だし、セッティングも煩わしいと敬遠されがちですが、時には滝に癒されながらじっくり時間を掛けて撮影を楽しむことも良いのでは・・・・・・。

豪快に落ちる水の音は絶え間なく聴こえ続けます。滝のマイナスイオンは癒し効果があるといわれますが、その途絶えることのない轟音の方は、果たして心地よいのか?(+_+)
*新緑は紅葉の色付きのように、当たり外れはありません。ゴールデンウイークは新緑の渓谷に足を運び、マイナスイオンで癒されてみては如何でしょうか。
- 2018/04/27(金) 08:00:40|
- 春(3・4・5月)
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ソメイ桜は華やかではあるが、何ともせっかちだ。それに引き換え、脇役の八重はやっと地に降りたという感じだ。そんな春の花たちも、初夏の花へと移り変わって行く今日この頃です。。

4月も終わろうというこの時期に、枝には数少ない八重の花が、こうべを垂れるように咲いている。そして、足元には八重桜の絨毯が敷き詰められていた。

花としての役目を終えた春の風物タンポポが、子孫繁栄の準備を整え大空高く舞い上がって行く。

変わってサクラソウが彩を添えている。

うつむき加減にチゴユリが目覚めの時を・・・・・。ユリ科の中でも一番小さいといわれる1センチほどの花。花言葉は「恥ずかしがりや」、まさにその名がぴったりのようだ。

眩い純白のシャクナゲも目覚めています。

こちらは芽吹きの紅葉が綺麗な春モミジです。

初夏のような日々に鴨も水遊びでしょうか。
- 2018/04/25(水) 08:01:49|
- 春(3・4・5月)
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5月の陽気を先取りした今年の4月は、夕方になると何故かしのぎ易く感じます。日没時間も遅くなり夕食までには時間がありそうなので、カメラを持っていつもの花園へ出かけてみました。流石に夕刻は人影も途絶え、ひっそりとしていました。ゆっくりと撮影出来そうです。

夕日色のような春モミジです。芽吹きの時に色付くということです。なので、これは秋の紅葉とはメカニズムが違うということですね。秋の紅葉はこれから朽ちるという寂しさを感じますが、こちらはこれから始まるというワクワク感を感じます。

八重のツツジです。背景の葉っぱが夕日でキラキラしていたので、玉ボケを狙ってみました。

木々の間から木漏れ日が水面に差し込んでいます。夕方の陽は低く差し込むので影が長く、日中とは違った味わいを感じます。

サクラソウも木陰に隠れ、ひっそりとしています。

真紅のツツジも落ち着いた色合いに感じます。

新緑のけや木も夕日を浴び眩く感じます。
広報塔から夕刻の時間を告げるメロディーが流れて来ました。そろそろ家路向かいます。

私の子供の頃はこんな環境ではなく・・・・カラスの鳴き声で家路に向かっていたかナ?「カラスが鳴くからかーえろ」と自分で口ずさみながら帰った様な記憶があります。
- 2018/04/23(月) 08:02:00|
- 春(3・4・5月)
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マクロの花撮では、ひとつひとつの花の開花がズレてくれると旬な花を沢山撮れますが、全体を撮る花撮の場合は、辺り一面一度に咲いて欲しいのもです。

沢山の株のツツジが咲いていますが、先に咲いた株とこれから咲く株とでタイムラグがあり、ボリューム感の出る頃には、先に咲いた花が散り始めてしまいます。こまめに通っていないと、なかなか良いタイミングでの撮影が出来ません。
多重露光でボリューム感が出ればと撮ってみました。手持ち撮影でしたので全体が大きくずれてしまい、イメージと違った結果になってしまいましたが、これはこれで面白いのではないのかな。

白のハナミズキです。こちらは花弁が二重になり自分なりにイメージ通り撮れました。

一輪ぽつりと咲いているのは・・・・・・○○フウロとか言うのかな?

前景ボケが面白くなるポイントを探しつつ、遠くにあるツツジの一輪にだけピントを合わせ、露出をオーバー気味でほんわりと仕上げてみました。

新緑もそのままの露出ではなく、プラス補正にすると柔らかい萌黄色になるかと思います。

色濃くなった針葉樹もプラス補正で眩い新緑になります。やはり春のイメージは明る目な表現でしょうね。

何に撮ってんだ、といわんばかりに、こっちを向いてにらんでいます。 ツグミさんですか?すみません・・・・鳥(撮り)違いました。
*まだ4月だというのに、初夏の陽気が見え隠れしています。人間だけではなく、植物も体調を崩しそうな日々が続いています。
どうぞ体調管理にお気を付けを!!!
- 2018/04/21(土) 08:00:53|
- 春(3・4・5月)
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マクロの花撮は、何も遠くへ出かけなくても身近なところにある被写体で十分ですね。どこに咲いているかなんて周囲の環境を表現することなど必要ないし、身近であれば花の旬に合わせて狙えるということですね。かなかな遠くへ出かけることが出来ない方には花撮がお勧めかなと思います。単焦点レンズのマクロレンズは、ズームレンズに比べ画質がすぐれているので、マクロ以外の撮影にもお勧めです。特に人物なら、それなり?美人に写せるかと思います。(*^^)v

花弁の模様が面白いシャガです。今の時期はあちこちで見かけますね。マクロの花影では、シベにピントを合わせるセオリがありますが、花弁の模様に合わせるのも、また面白いかなと思います。

トキワヒメハギと名札にあります。私は初めてお目に掛かりました。ハギと名がついていますが、ハギ属ではないようで所謂洋物のようです。
植物園などの花壇では、親切に花の近くに名前が記してある名札を見かけますが、これってその花が絶えても、そのままにしてあることがよくあります。そして季節が変わって全く違う花が咲いているようなことがあります。あまり花に詳しくもなく、そそっかしい私は、そのまま間違えて覚えてしまうことがよくありました。ブログを始めてからは、必ず調べて確認するように心がけています。それでも、おかしいなと気付いた方がおられましたら、遠慮なくご指摘のコメントを頂ければと思います。(*^^)v

ライラックも咲き始めています。色は色々ありますが、私はこの淡い色のピンクが好きです。私の中では、これがライラックの記憶色となっています。

水面に映る春の風景です。

まだ幹の細いハナミズキだけを足元から狙うと、頭でっかちでバランスが悪くなってしまいます。手前の花壇に咲くツツジでハナミズキの足元を覆い、バランスを取りつつお互いの花の距離感を詰めることで、全体に花のボリューム感も出たかと思います。
*まだまだ気温が乱高下する日々が続いています。今までも季節の変わり目は、こんな感じだったのかな?四季風情に拘る私には気になる最近の気候です。
- 2018/04/20(金) 08:00:31|
- 春(3・4・5月)
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緑の王国も今や花盛り。駐車場の車のナンバーを見ると、近隣は勿論、県南部や群馬県のナンバーが目立ちます。私のような15分ほどで来られる距離ではなく、かなりの遠方から、わざわざ花を求めてやって来るのでね。それだけ花は魅力的なのでしょう。

けや木の新緑が眩く感じます。

池の水面も賑やかになって来ました。

淡いピンクのクロフネツツジです。ツツジの女王などと呼ばれるそうですが、それにしては何とも似合わないネーミングですね。
名の由来は、その昔外国船を黒船と呼んでいた時代に、その黒船から持ち込まれたことで名付けられたようですが、名前からどんな花かと想像すれば、黒い花なのかなと思ってしまいそうです。

まだ若木のようなので、これから成長するのがお楽しみですね。ちなみにこの花との初対面は、北海道大学の植物園でした。何とも大きい株だったので、とても印象に残っていました。

卵のような可愛いヤマシャクヤクです。花弁がしべを覆っているので、上から覗き込むように撮らないと絵になりません。
- 2018/04/18(水) 08:00:46|
- 春(3・4・5月)
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先日京都の桜見物から地元へ帰って来て数日が過ぎ、ちょっと早いかなと思いつつも、毎年訪れる標高500mほどの低山のポイントに、桜を求めて出かけてみました。その山肌を遠く車から眺めると、やけに茶色っぽく見えました。まさかと思いつつ現地に着くと、遠くで見たその山肌の茶色は、花の散った残りの顎の色だったのです。驚きです、昨年と比べると一週間から10日ほどの前倒しとなったようです。ガッカリしていても仕方がありません。そこで、すべての花がそうであればと考え、今は花桃が見頃かなとダメもとで、花桃の咲くポイントへ移動してみることにしました。

良かった(*^^*)・・・・ここでも驚きです。でも嬉しい驚きでした。丁度見頃の花桃に出会うことが出来ました。
木陰の薄暗い斜面に生える白い花桃に赤色が彩を添えています。

花桃は花弁が大きくボリュームがあり、枝垂れるので形に見応えがあります。背景が暗い場面での白い花は、マイナス補正をしないでそのまま撮ると、花の白が露出オーバーで花の輪郭が分からなくなる傾向にあります。

横の方から日射しが入って来るので、更に白が生えます。

背景のピンク色が白の花を引き立ててくれます。

アップでしみじみ見ると花桃はこんな花です。花弁は八重のような感じでシベは桜に似ていますね。

背景の色で雰囲気も変わるかと思います。
*新緑も進みが速いようです。いつになったら帳尻合わせになるのだろうか。
- 2018/04/15(日) 08:00:57|
- 春(3・4・5月)
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仁和寺は御室桜が有名ですが、ソメイなどの桜より遅めに咲くということです。そんなことで丁度見頃に出会えるかなと期待して行ってみると、予想通り満開でした。ここでも境内は沢山の外国人観光客であふれています。

これが御室桜です。背丈はそう高くはありませんので、花が密集しボリューム感が味わえます。白い花なので日差しを浴びると眩く感じます。

このポイントでは、少し高くなっていまので、背景に五重塔を入れて、沢山の人がスマホを片手に同じような構図で撮っています。

仁和寺は桜の他に何故かミツバツツジが沢山植えられています。ソメイ桜はすでに葉桜となっていましたが、代わりにミツバツツジが見頃の状態でしたので、がっかりすることなく来た甲斐があったようです。。

シダレザクラもありますが、この鮮やかなミツバツツジが目に入ると、薄紅色のシダレは目立たなくなってしまいます。

こうなったら桜はどうでも良くなって、ツツジばかりの構図になってしまいます。

このミツバツツジの後ろには薄紅のシダレがあるのですが、それを前景にして背景の朱色の鐘楼を撮ろうとしましたが、結局インパクトのある鮮やか色のミツバツツジを前景に入れることにしました。

やはり背景にするのはこの五重の塔でしょうね。

更に近づいて真下から見上げるようにして広角気味で撮ると、高さ感が増しました。ツツジはソメイよりも花期が長いので、仁和寺では、春の風景が少しは長く楽しめそうです。
*本日はほとんど歩いて移動したので、大分体力を使いました。汗もかいたし、喉も乾いて来ました。早めに冷たいものでも頂くことにして、早めに宿に戻りたいと思います。
*長い間お付き合いいただきましたが、最終日を待たずに旅シリーズを終わりたいと思います。今年は、あまりにも季節の進みが速く、桜以外の花たちの開花も前倒しとなり、撮って出しが出来ないほどストック写真が溜まってしまいました。やはり花はなるべくその花の旬の時期にお届けしたいと思っていますので・・・・。 続きを読む
- 2018/04/14(土) 08:03:58|
- 春(3・4・5月)
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法金剛院を後にして、次は歩いて数分の妙心寺内にある退蔵院へと向かいます。今日は気温もぐんぐんと上がり、初夏の陽気となって来ました。少し歩くだけで汗ばむくらいで、木陰に入ると気持ち良く感じます。空を見上げると夕立でもありそうな空模様です。

シダレ桜を支える支柱も本格的です。支柱は桜の風情を半減してしまいがちですが、これはこれで形が整っていて、形として面白く感じます。

桜の花びらで輪郭が面白く感じました。もっと花弁が多かったら、さらに面白そうですね。

ボリューム感のあるポイントに来ました。左にちょっぴり見えるのは東屋の屋根です。手前にあるレンギョウの黄色が良いアクセントになりました。当然ながら色々と構図を変えて数枚撮りましたが、やはりこれかな。

ズームを望遠にして、シダレとレンジョウだけのシンプルな構図にしてみました。

これは正に和の風情そのものですが、残念ながら強い日射しで、コントラストが強くなってしまいました。曇りの日か朝晩の弱い光で撮りたかったです。
*次回は本日の最終目的である仁和寺に向かいたいと思います。
- 2018/04/13(金) 08:00:14|
- 春(3・4・5月)
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本日(3日)の桜巡り二番目は法金剛院です。ここはJR嵯峨野線花園駅から徒歩3分、市バス93系統花園扇野町下車してすぐ、実に交通の便が良いところです。境内は比較的こじんまりとしていて、私には隠れた穴場?でした。ここは特に蓮の花で有名のようです。境内の人影は数人ほど、のんびりと撮影することが出来ました。ベンチに腰掛け暫し瞑想・・・・京都のお寺は庭園が魅力的です。

数本ほどのシダレザクラの中で一番大きなものです。

ポイントを変えて撮ると、こんな大きさです。

一本の木でも撮影ポイントを変えると別人?に見えて来ます。

境内の直ぐ裏手は小高い斜面となっており、この上の方に一本の桜がありました。距離があったので望遠で狙いましたが、どうやらシダレではないようです。ソメイヨシノかも?それにしては見頃のようでした。日当たり風当たりなどの環境で開花が遅かったのかな?

足元に淡い色のボケが綺麗に咲いていたので、思わずアップで撮りました。

この薄紅のシダレも目線の高さにあったので、人通りを気にすることなく、じっくりと狙えました。アップならどこで撮っても同じだと思っていても、やはり被写体は一期一会ですね。出会ったら、いつ撮るの?・・・・今でしょ!!(*^^)v
*次回はここから歩いて退蔵院です。
- 2018/04/12(木) 08:00:37|
- 春(3・4・5月)
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今日(3日)は拝観開始時間が8時45分の二条城を目指して、早めに宿を出て通勤時間帯のバスに乗りました。やはりこの時間はほとんど通勤客ばかりで、観光客の少ない分さほどの込み具合ではありません。今日も日中は初夏の陽気だという予報ですが、朝はまだ空気が冷ややかに感じ上着が必要です。

拝観開始時間の15分ほど前に着きました。早速目に付いたのが最後尾のプラカードです。えっ、もうこんなにも沢山の人が並んでいるのだ・・・・・・。
また団体さん入り口も沢山のツアー客であるれていました。ここでも多くの外国人で埋め尽くされて、ホームなのに何だかアウェー気分です。やはり世界遺産はメジャーなのですね。
早速八重桜がお出迎えです。背景にある塀に横線が見えるか思いますが、何気なく見過ごしていたこの横線には意味があり、格式を表しているとか。3・4・5本とあり、勿論二条城は最高ランクの5本線でした。撮影本位の拝観ではいけませんよね。(>_<)

朝の斜光線で立体感が出ています。やはり朝は気持ちが良いです。

記念撮影用に大きな額が用意されていました。この奥の風景は本物です。

シダレザクラは、ここでも見頃です。

ズームレンズを望遠系にして画角を狭めて撮ると、更にボリューム感が増します。

ゆっくりと眺めていたいですが、時間の経過とともに人出が増して来たので、早々と次の目的地へ向かうことにします。
*次回は法金剛院、妙心寺塔頭の退蔵院、仁和寺の順に巡ります。
- 2018/04/11(水) 08:00:42|
- 春(3・4・5月)
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時刻は只今午後4時10分、大分歩いたので早く宿に戻りたいところですが、まだ日没には時間があるので、本日最終予定地の南禅寺へと向かうことにします。日射しも大分傾いて来たので、被写体も立体感が増しそうです。

境内に入り、まず驚いたのは沢山の人です。やはりここもほぼ外人さんで大盛り上がりでした。桜の木の下では沢山の外人さんが記念撮影です。カメラアングルはどうしても上の方になってしまいます。でも、この三門の上にも回廊を歩く人影が絶えません。

こちらなら背景が山なので人は入りません。
私はいつもWBを太陽光で撮っていますが、夕刻になると夕陽で全体がオレンジ色になります。桜の色もオレンジになってしまいますので、ここは好みでWBを変えて桜の色を出すのもひとつの方法かも。ちなみに私はRAWでも撮っていますので、あとでPCの画面を見ながら好みのWBにしています。

これも実際には桜がもっとオレンジ色に見えていますが、少しオレンジ色が控えめになるように調整しました。色の調整はそれぞれPC画面によっても微妙に違いますから、そもそもあまり神経質になることはないかと思います。

こちらは背景の空を少し青くしたので、相対的に桜の色は昼間の色に近いかなと思います。

こちらはお馴染みの境内を通る水路閣です。水路を支えるレンガ造りの橋脚が絵になるところです。そのトンネル状になっている橋脚を撮ると面白いのですが、このトンネルは記念撮影の若者でいっぱいです。やむなく視点を変えて、夕刻のオレンジ色の雰囲気でレンガに当たる夕日をイメージして撮りました。

こちらは青く味付けしてみました。当然ですが、思い切りマイナス補正にして、実際よりも暗めに撮ることで雰囲気が出るかと思います。
*旅の初日は午後からでしたが、半日で予定のポイントを廻ることが出来て良かったです。
次回は旅の2日目二条城からスタートしたいと思います。
- 2018/04/10(火) 08:00:11|
- 春(3・4・5月)
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以前に訪れた京都の春は8年前でした。その時はそれほど込み具合は感じませんでしたが、今回は沢山の人で賑わっていました。でもその賑わいは、外国人観光客が増えただけという印象です。アジア系の人以外の欧米人などは外見で見分けが付きますが、アジア系の中国や韓国の人たちは外見では見分けが付きません。当然言葉を発しないと分かりませんが、とにかく日本人は少なく感じます。周囲では様々な言語が飛び交っているので、あたかも海外旅行をしているかのような錯覚を覚えてしまいます。

平安神宮の周辺エリアには金戒光明寺があります。階段を上ると大きな山門が目に止まりました。ソメイヨシノは散り始めていますが、まだ葉ザクラにはなっていないようです。

何故かこの木は丁度見頃のようです。

この寺の塔頭なのか、白壁にシダレ桜が垂れ下がっているのを見つけました。神社は朱色、お寺は白壁、ただ桜を撮っただけでは何処で撮っても同じ、何が何でも背景に拘って撮ります。(*^^)v

金戒光明寺の墓地の中を歩いて行くと、直ぐに真如堂に着きます。ここはモミジの紅葉がとても綺麗なところです。桜の木はそれほどありませんし、もう見頃は過ぎていました。紅葉をイメージしつつ新緑のモミジを狙ってみました。

真如堂から金戒光明寺に戻り、南禅寺に向かう小道を抜けて大通に出たところ、その脇に小さな神社を見つけました。中を覗いてみると紅シダレが目に止まったので立ち寄ってみることにしました。スポットライトの様な木漏れ日で、紅色が色濃く感じます。

岡崎神社とあります。子宝安産祈願の神社のようです。兎は沢山子供を儲けることからでしょう、こんな可愛い置物がたくさん並んでいました。

安産祈願の絵馬が沢山あります。個人情報が写らないように考えて撮りましたよ。
*次回は南禅寺です。(*^^)v
- 2018/04/08(日) 08:00:51|
- 春(3・4・5月)
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平安神宮の庭園は神苑といわれ、広さは30,000㎡もあるそうです。春のこの時期はシダレザクラが華やかですが、初夏には、かきつばた、花ショウブ、スイレンが咲くそうです。

シダレは丁度見頃で申し分のないほどのボリューム感です。下から覗き込んだら、丁度背景に社殿の屋根が入りました。この背景の構図を決めるために、膝を曲げたり伸ばしたりとアングルを上下に変えていると、自然とひとり言が始まっていました。でも、周囲はほぼ外人さんばかりで、何を言っているのか分からないと思いますが。

今度は朱色の背景です。京都といえば、私にはこの紅シダレと朱色の組み合わせが定番です。

池のほとりにあるこのシダレは皆さん注目の的です。入れ替わり立ち代わり記念撮影をする人がいるので、カメラを構えたまま、じっと待って人気の途切れた一瞬をパチリ。。。

日射しが強く汗ばむくらいなので、水辺の風が心地良く感じます。

対岸の新緑の中にある花は浮き出て見えます。

ちょっとひと休みです。まだ4月だというのに、冷たい飲み物が欲しくなります。
*まだ3時、日没までにはまだ余裕があるので、これから金戒光明寺に寄って、最終予定の南禅寺方面へとぶらり歩いて行こうと思います
- 2018/04/07(土) 00:10:55|
- 旅風情
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久しぶりの撮影旅は、十年ぶりの京都桜巡りです。日帰りでは到底行くことが出来ない距離なので、例年の見頃に合わせて予約を取ったつもりが、今年の開花はあまりにも早すぎて、予約の取り直しをしましたが、それでも予想外の事態でした。出かける数日前から、すでに満開との報道ばかりでした。少し気落ちをしながら出かけたのですが、確かにソメイは見頃を過ぎ、そろそろ散っていたのですが、シダレや八重桜はまだまだ見頃の状態でしたので、幸いにも満足の行く桜巡りの旅が出来ました。唯一救われたのが連日の晴天でした。それでも桜の咲く4月の陽気にしては初夏のような陽気が続き、汗だくの桜巡りになってしまいました。今年の桜見はきっと末永く記憶に残ることでしょう。

旅初日(4月2日)は、東京から新幹線で向かい、京都には昼の12時を少し廻ったところで着きました。昼食は新幹線の中で済ませて来たので、早速平安神宮へと向かいました。平安神宮はベニシダレが多いのですが、少し遅咲きなので期待をしていたところです。御覧のようにソメイ桜は満開を過ぎてそろそろ散っていました。

どなたでも庭園に入る前に撮る定番のポイントです。丁度見頃のようです。この下には沢山の人がカメラを構えています。

シダレザクラが屋根に覆いかぶさっています。

中に入ると早速迫力のあるシダレ桜がお迎えです。

京都風情を表現するには建物を入れないといけません。とにかく構図は前景にサクラ、背景に朱色の建物です。やはり十年前とでは木も成長をしたでしょうから、花のボリューム感の印象が全く違います。

つるべ井戸風の屋根がありました。本当はもっと近づいて撮りたいのですが、このシダレを絡めて記念撮影の人たちが入れ替わり来るので、人物が入らないようにギリギリの構図です。
*沢山撮って来て写真整理に大変なので、とりあえずほんの一部です。次回からしばらくシリーズになります。(*^^)v
- 2018/04/05(木) 13:12:47|
- 旅風情
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最近PCの具合がおかしいので、ストック写真のバックアップをしていたら、10年ほど前の懐かしい写真が出て来ました。例年ですと4月の中旬頃に撮れる、残雪を頂いた富士山を背景にした桜の写真です。果たして今年は例年通りなのか?

河口湖の湖畔にはあちこちで桜が咲きます。その桜と背景には残雪の富士山です。

富士山の見える場所に行くと、何故かすべて背景は富士山が納まっています。

ベレー帽いや綿帽子を被った、すまし顔の富士山です。

桜ばかりではなくこんなものも。強風でなびいているシダレヤナギです。
この時はオールシーズン富士山を追いかけていました。

富士吉田市の新倉山浅間公園(あらくらやませんげんこうえん)から・・・・ここは高台なので、富士山とほぼ同じ目線で撮れます。

右の赤い塔は公園の中にある忠霊塔(五重の塔)です。このカットも10年ほど前です。この時は写真マニアだけのスポットのようでしたが、今やSNSで国際的に有名になった絶景スポットとなっています。多分桜の見頃の時期には外国人観光客で大混雑になっていると思います。この撮影ポイントはスペースが限られているので、何方が撮ってもこんな構図になってしまうと思いますよ。
*しばらく撮影の旅に出かけるので、更新が途切れます。(^o^)丿
- 2018/04/02(月) 08:00:36|
- その他
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