いよいよ関東地方も梅雨入りの秒読み段階に入ったようです。梅雨時は雨でも蒸し暑かったり、時には肌寒い時もあったり、また晴れ間が出れば蒸し暑くなり、何とも憂鬱な時期となります。でもこの時期は、紫陽花が憂鬱な気分を和ませてくれそうです。そんな和みの花も、今年の開花は早そうです。昨日は群馬県前橋市の荻窪公園へ出かけてみました。

この公園には10種類、16,000株の紫陽花が植えられています。

花弁だと思っている部分は、装飾花といわれ実は顎だということです。本当の花弁は装飾花の奥の方にあるというのですが、私は未だ確認していません。

紫陽花の基本的な色は青色とピンクですが、色彩は土壌のPHで決まるようです。酸性の場合は青色、アルカリ性の場合はピンク色となり、開花してからもそれぞれ色合いが微妙に変化するので、同じ花でも日によって違った色彩が楽しめますね。


- 2018/05/31(木) 13:39:15|
- 春(3・4・5月)
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今日(26日)は土曜日ということもあり、いつもの駐車場は満車でした。やむなく少し離れた駐車場に行ったところ、小沼を一周する遊歩道の奥にミツバツツジが見えました。緑の景色の中にピンク色の花はとても目立ちます。ちょっとのつもりで近づいて行くと、またその先にも花影が続いているではありませんか。更にもうちょっとと思いながら進んで行くと、今度は白い花が見えて来ました。

そそわれて近づいて行くと、湖面にせり出すようにミツバツツジが咲いていました。

そしてこの白い花は、シロヤシオツツジのようです。

紅白並んで、ハイチーズ・・・・。背景は湖面ですが、よく分からないですね。PLフィルターを持って来ればよかった。反射が抑えられて、背景がやや暗くなり花が浮き出てくるのにな・・・・・。

こちらは斜面に咲くシロヤシオとミツバツツジが、うまい具合にコラボしています。
勿論私以外にも次々と通り過ぎるハイカーがシャッターを押していました。
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白樺牧場に咲くレンゲツツジです。多分赤城山でヤマツツジ、ミツバツツジ、ヤシオツツジ、レンゲツツジの花期が被るなんて、滅多にないことだと思います。今年は異常な陽気で、花も大慌てなのでしょうね。甚(花)だ遺憾に思います。(>_<)
- 2018/05/29(火) 07:49:57|
- 春(3・4・5月)
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いつもの口癖ですが、今年の花期は全ての花で早いようです。群馬県の赤城山の今は、ヤマツツジ、ミツバツツジ、ヤシオツツジ、レンゲツツジが花盛りです。地図で見ると赤城山は日本列島のほぼ真ん中に位置します。裾野は第二の富士といわれるように長く延びています。赤城山の山は何と読むか?「あかぎさん」、「あかぎやま」と、ふたつの読みがあるようですが、地元では「あかぎやま」と呼ばれています。でも実際には赤城山という山は存在しません。7つの山を総称して赤城山と呼んでいるのです。その標高は最高峰の黒檜山(くろびさん)1,828mです。大沼、小沼、覚満淵などの湖沼があり、登山だけではなくハイキングも楽しめ、被写体も豊富かなと思います。

左側はヤマツツジです。橙色の混ざった赤色というのでしょうか。右側の紫に近いピンク色がミツバツツジです。正しくはトウゴクミツバツツジというのかもしれません。ヤマツツジはまだ蕾もあって、これからも見頃が続きそうです。

背景に小沼を入れてみました。この小沼には、湖畔を巡りながら自然を満喫出来るハイキングコースがあり、一方大沼は釣りやボートなどのリゾート的な雰囲気です。

これも背景は小沼です。観光化がされてなく霧が発生しやすいので、被写体としては面白いかなと思いますが、いまいちアクセント的なものが乏しいので残念なところもあります。

白樺をアクセントにしてみました。

斜面の傾斜で構図に変化があって面白いかなと思います。

花を狙いたいのですが、手前の木々が邪魔をしてうまく狙えません。真ん中のミツバツツジを、画角を狭めた望遠レンズで覗き込んだ感じにしてみました。
- 2018/05/27(日) 10:28:08|
- 春(3・4・5月)
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最近は大分日が長くなって来たので夕刻が長く感じます。夕食まで時間があるので、最近ご無沙汰しているいつもの花園へ出かけてみました。花撮は花の勢いがある早朝から昼前までがベストかなと思いますが、それはそれとして・・・・・。まずはカメラを持たずに、園内をぶらぶらしながら被写体を物色します。花壇には少しずつですが、珍しい草花が植えられています。ここでは、原種を植えることに拘っているようです。そんな訳で、園内には盗掘しないようにとの警告板があちこちでみられました。万引き感覚で持って行く人がいるようです。盗る(撮る)のは写真だけにして欲しいものですね。

名札にはキハギとありました。ネットで調べてみると花期は7月から9月とありました。随分早咲きだなと思いますが、あの名札は果たして正確なのかな?

今はバラが沢山咲いています。バラは品種が沢山あるので詳しい名前には拘らずに、シンプルに「バラの花」です。

こちらはカルミアというシャクナゲです。シャクナゲというと大きな花を思い浮かべますが、こちらは小振りの花が房状に集まっています。左の白色もカルミアです。

ムシャリンドウ・・・まだ咲き始めのようです。花期は6月から7月、今年はどの花も開花が早いのでしょうか。

ハナイカダ・・・図鑑では見ていましたが、現物は初めてです。これはまだ蕾のようなので、数日後にまた撮影したいと思います。

野良ちゃんでしょうか、何撮ってんだよとにらまれてしまいました。よーく見ると、毛並みも良く随分お太りになられているようなので、多分ご近所の飼い猫なのでしょう。
- 2018/05/22(火) 09:33:59|
- 春(3・4・5月)
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吹割の滝は川床の大きな割れ目に、双方向から流れ落ちるといったもので、東洋のナイアガラと言われており、本来の滝のイメージとは違っています。川岸には遊歩道が整備されていて、目線で渓谷美を楽しめます。更に滝の落ち込み付近まで近づくことも出来ますが、足元が滑りやすく転落の危険があるため、滝つぼが見えるポイントまでの立ち入りは規制されています。パンフレットの写真では滝つぼが見えていますが、今はこのアングルからの撮影は出来ないようです。

渓谷風景にはヤマフジがアクセントになります。このアングルは私の定番で、橋の欄干からの俯瞰撮影です。どんな大きな橋でも構造上揺れるように出来ています。車や人の動く振動を受けやすいので、三脚などを使ってスローシャッターで撮影する時などには、橋の上に車が通過していないか、気遣いながら撮らないとブレ写真になってしまうことがあります。

浸食されて出来たと思われる自然のアートも楽しめます。

雨でぬれた絶壁の色彩が色濃く見えます。

これが吹割の滝の一部分です。落差が7m幅が30m余りあるといわれています。

手前からと奥の方からとふたつの流れが、割れ目に落ちて行く様子を、高速シャッターで止めてみました。

滝の全体は、こんなイメージです。常にしぶきが立ち込めています。さぞかし癒しのマイナスイオンが注いでいることでしょう。
滝壺はどんな感じなんだろう・・・・そこ(底)が知りたいですね。(*^^)v

そこ(底)が知りたくて、滝を俯瞰で見られる観曝台にやって来ました。滝との距離がかなりあるので望遠で狙ってみました。これで滝の全容が見られたかなと思いますが。思い起こせばここからの撮影は、フィルム時代で写真を始めたばかりの頃だったように思います。ああ、懐かしや懐かしや・・・・・・。
- 2018/05/20(日) 08:00:13|
- 春(3・4・5月)
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昨日(17日)は、群馬県沼田市にある吹割(ふきわり)の滝に出かけて来ました。たまたまTVで水量がピークであると知ったのです。水の流れの白いしぶきは、晴れの日には露出オーバー気味になってしまうのですが、予報が曇りのようでしたので、朝になって出かけることに決めました。現地へ着くと、曇り空どころかポツリポツリと雨が降って来ました。雨具など装備が大変でしたが、絶好の撮影日和とばかりポイントへと向かいました。

吹割の滝は片品川にあります。水源はあの有名な尾瀬湿原辺りなのです。清流の片品川もこのあたりになると、川床は浸食されやすい地質になり、御覧のようにゴツゴツとした川床になっています。

全体的に水深は浅く流れは速くなっています。


浸食された川床へ流れ落ちる瞬間です。上が1/400で止めたもの、下がスローシャッター1/8で流したものです。このように黒い部分がある時はスローでも良いかなと思いますが、白いしぶきの多いポイントでは、ハイスピードでしぶきをリアルに表現した方が良いかと思います。スローで流したものは、雲のようにただ白いだけで流れのリアル感がありません。

流れだけではなく、切り立った絶壁の造形も面白いです。

絶壁に生える緑も綺麗です。紅葉の時も逃がせない風景になりそうです。

下流に向かってくると、これからはだんだんと見どころが多くなり、吹割の滝へと流れ着きます。
*次回をお楽しみに(*^^*)
- 2018/05/18(金) 14:22:35|
- 春(3・4・5月)
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花もひと段落して緑が多い季節となりました。またまた気温が高くなるとの予報です。そして今年は例年よりも降水量が多いとか。そうなれば渓谷が面白いかな。昨日はダムの上流へと出かけてみました。カメラマンは私だけ、玉に遭遇する人影は渓流釣りの人たちです。途中ダムの資料館へ寄ってみたところ、全国のダムをモチーフにした写真展の作品が展示してありました。撮り鉄ならぬ撮りダムもいるのだと驚きました。夜景や四季折々のダムの姿をうまく切り撮った力作ばかりでした。

晴れた日の渓谷は清涼感たっぷりで気持ちが良いですが、木漏れ日が入る場面はコントラストが強く露出が難しいです。

なるべく木漏れ日の無い木陰を狙いたいのですが、中々うまいポイントが見つかりません。

狙った訳ではなく撮ってみたら、木漏れ日で流れのしぶきがきらりと光っていました。

沢から流れ出る小さな小さな滝を見つけました。広角レンズで狙ったらスケール感が出ました。実寸は落差50センチくらいの滝なのですが。水分豊富で緑の葉っぱが生き生きいています。

両岸に緑があるので、真ん中に流れを入れて欲張り構図にしてみました。

深い渓谷の橋から望遠で引き寄せて撮りました。渓谷も上から狙うと木々が邪魔をしてしまいます。あの木が無ければ絶好の構図なんだけどな・・・・・・。台風であの枝が折れてくれればいいのに・・・不謹慎な心のつぶやきが過ぎります。××(>_<)
*渓谷の撮影はほとんどが望遠での俯瞰撮影なので、構図ばかりに気を取られていると転落などの思わぬ事故になり兼ねません。もう少し寄りたいなと思っても無理をしないことですね。
- 2018/05/16(水) 07:53:36|
- 春(3・4・5月)
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今日13日は母の日ですね。何故か父の日より盛り上がりがあるような気がします。この記念日は世界的なようですが、どんな経緯で出来たのかは別にして、日頃の母親の苦労を労う日だということは分かっているのですが・・・・。母親って全て子供からの目線ということですから、祝う側祝われる側の年齢は様々でしょう。そして、その祝う気持ちや形も色々でしょう。趣旨は変わらずも、その内容は今後時代と共に変わって行くのでしょうね。

母の日は贈り物が一番多いのかな。

ほっとひと息ついてもらうティータイムでのもてなしも良いかな。

バラ・・・花ならばカーネーションが定番のようですが、日頃当人が好んでいる花を贈るのが良いのかな。

ルピナス・・・生花は直ぐに終わってしまうので、大きく伸ばした花の写真が良いかも。

タニウツギ・・・写真ということになれば、園芸種だけではなく自然の花でも良いかな。


ユリノキ・・・珍しい花かと思いますが、ユリというよりチューリップのような形です。かなりの高木に咲いています。
*やはり花は万人受けをするものなのかなと思います。
- 2018/05/13(日) 09:28:35|
- その他
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この頃は春先のような花盛りから花数もめっきり減り、ちょっぴり寂しく感じます。それに代わり、木々の緑が色濃く目に付くようになって来ました。5月の主役は花から緑の葉っぱへと変わって行くようです。

大きな木に白花が沢山見えました。近づいてみるとシャラのようです。そういえば我が家にもあったような。その頃には写真にも花にも、あまり興味がありませんでしたが。

ヤマボウシ・・・遠くから見ると、葉っぱに白い蝶々が止まっているように見えます。

新芽の頃のカツラの葉っぱです。形が整っていて何故か絵になる葉っぱのようです。

葉っぱが艶々していますが、何か気付きませんか・・・・・。キンギョハツバキ(金魚葉椿)と言います。形がまさに金魚です。

メタセコイア・・・雨上がりで背景の葉っぱがキラキラしていました。玉ボケを期待してやや明るめに仕上げました。

色濃い緑だけだと何だか物足りないですね。アクセントにカキツバタを添えました。
- 2018/05/11(金) 11:49:29|
- 春(3・4・5月)
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手の調子がまだ本調子ではないのですが、ストック写真が賞味期限切れになりそうなのでアップしました。ずっと前からの古傷が、PCなどで指先を使い過ぎて炎症を起こしているようなので養生していましたが、また使わないでいるのも良くないのではと、今日はリハビリのつもりでアップしてみました。撮影日5月1日。

この花は誰に聞いても知らん 「シラン」ですね。(*^^)v 実に色彩が鮮やかなので気持ちが良いです。

ナンジャモンジャ 正式名はヒトツバタゴ・・・紙縒りが沢山ついている感じです。ナンジャモンジャとは、その地方で名称の分からない植物を指す言葉だとか。都合の良い言葉ですね。私の場合は、ナンジャモンジャがいっぱいあります。

今の季節はバラが最盛期です。沢山の種類があって楽しめる花のひとつですね。

クロバナロウバイ・・・ロウバイと言えば、あの小さな黄色の花を思い浮かべますが、あの和のイメージとは何とも違い過ぎます。

ヒメシャガ・・・御覧のように地の色が紫色で、シャガよりやや小ぶりです。

テッセン(クレマチス)・・・花は大振りで見応えがあります。ツルで咲くので殺風景なフェンスなどに巻き付けると、見栄えが楽しめそうです。
- 2018/05/09(水) 08:45:03|
- 春(3・4・5月)
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赤色の花はとても鮮やかなので遠くからでも目立ちます。存在感を強くする色彩といえそうですが、でもその赤色や黄色などの暖色系の花を写真に撮ると、何故か階調が無く花びらの輪郭がハッキリしない(色飽和という)、フラットな絵になってしまうことはないでしょうか?人間の目は階調を識別する機能がすぐれていますが、カメラは人間ほどの識別機能ではないようです。そんな被写体を撮る時には、コントラストや彩度を抑えて撮るようにすると回避出来そうです。

シャクナゲ・・・実に鮮やかな赤色です。改良の園芸種かなと思いますが、私は初めてお目に掛かりました。

ストロベリーキャンドル・・・名の如くロウソクの形をした苺のようです。食べれるとしても酸っぱいでしょうね。(>_<)

ポピーピエロ・・・これもなるほど、花びらに入った黒い模様がピエロの化粧に似ているようです。

クリンソウ・・・仏塔の最先端についている九輪に似ているのですね。湿地や沢などに多く自生しているようです。

ハナマス・・・多くは北海道の海岸の砂地に自生しているのですが、現代では園芸種に改良されているようです。ちなみに、これは普通の土の上に生えていました。この花は開花すると直ぐに旬な状態が過ぎてしまうので、私にはこれがレアものとなりました。
- 2018/05/05(土) 08:00:48|
- 春(3・4・5月)
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春から初夏にかけて花の種類もだんだんと少なくなって来ます。旬の花は輝いて華やかさを感じますが、旬を過ぎた花を見ると何故か無性に侘しくなるのは私だけでしょうか。これから夏に向かって、自然の花々は平地から高山へと移り変わって行きます。

ジャーマンアイリス・・・ボリュームがあり、なんとも派手な花です。背景も派手な色彩にしてみました。

ホリジ・・・何とも毛深く暑苦しい感じです。でも青い花は清涼感を感じますね。ハーブの仲間で料理の飾りに使われるとか。

ヤエオダマキ・・・普通のオダマキが幾重にも付いているような感じです。

アカバナトチノキ・・・樹木に咲く花です。ひとつひとつの花が集まって房状に咲いています。背景の葉に光が当たっていたので、玉ボケを狙ってみました。

アカバナニセアカシア・・・これも樹木の花で房状に咲いています。ただのアカシアではなく、ニセという文字が付くなんて何とも可哀想な花ですね。
- 2018/05/03(木) 10:26:56|
- 春(3・4・5月)
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今日から一年中で一番過ごしやすいといわれる5月のスタートです。この時期は日射しが強くなり寒くもなく、たとえ気温が高くても空気が乾燥しているので、木陰では過ごしやすく感じるのでしょう。とはいっても今年は季節が前倒しで、例年の感じとは違った季節の移ろいだったようです。早速今日の関東地方は真夏日のところがありそうです。

このように同系色を背景に持って来ると、背景ボケも中途半端では主役が目立ちませんね。主役の花から背景の花までの距離が足りなかったようです。

こちらはアングルを下げて同系色ではない背景にしてみました。幹の部分は暗いので主役の花が浮き出たようです。明るい色の花の背景は暗めが良いかな。

こちらは広角系ズームレンズ10~22ミリ(35ミリ換算16~35ミリ)で、下から見上げるように撮りました。広角レンズは形を誇張するデフォルメ効果があるので、見た目より花の長さが長く感じられます。

同じく下から撮りました。これも見た目と違った趣になりました。

広角ズームの10mmで撮りました。更に実物離れの感じになりました。広角レンズは出来るだけ被写体に近づいて撮ることをお勧めします。そうでないと、小さく写るだけで誇張感が出ません。
*私の手の痛みが落ち着くまで、これからしばらく更新回数が少なくなるかも知れませんが、時々は覗いてみて下さい。
- 2018/05/01(火) 14:05:23|
- 春(3・4・5月)
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