六義園(りくぎえん)とは、五代将軍・徳川綱吉の庭園で、後の明治時代に三菱の創業者である岩崎彌太郎の別邸となり、その後東京市(都)に寄付されて、現代では都立公園となり国の特別名勝とされています。

まずは庭園の風情と言ったらこれでしょう。入園したら早速皆さんここで記念撮影となります。

中央に大きな池があり、この池を中心に周囲を散策出来るという「回遊式築山泉水」庭園です。その名の通り、山あり水ありの何とも優雅で贅沢なものです。平成の時代も終わるというのに、ここだけはまだ江戸時代の風情が漂っています。周りのビル群との対比が面白く感じられます。

和の風情から望むコンクリートのビルは如何なものでしょうか。

順光で見ると見劣りする紅葉風景も、逆光では見違えてしまいます。そして背景はやっぱり青空ですね。

落ち葉の絨毯はここでも人気です。皆さん記念撮影には余念がありません。写真を見ていると静寂な風景ですが、シーズンの名勝地は日本語だけにとどまらず、聞き慣れない言語が実に騒がしや、ああ騒がしや・・・・・×△◆*?○!!。(>_<)
- 2018/11/30(金) 09:06:47|
- 秋(9・10・11月)
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秋だというのに、最近はニュースで小春日和という言葉をよく耳にしますが、実は小春とは旧暦の10月の別名で、現在では11月から12月上旬の季語だとか。小春日和とは、晩秋から初冬に訪れる暖かい晴れの日のことを意味しているとのこと。そんな小春日和の午後の日射しに誘われて、久々のいつもの花園に出かけて来ました。(撮影日11月28日)

いつもの花園も今は紅葉シーズンです。メタセコイアに斜陽が射して眩く見えます。この木は滋賀県高島市の並木で知られているようですが、この葉が落葉したら道路はどんなことになってしまうのかな。

これはメタセコイアの花?実?どちらか分かりませんが、形が面白そうでした。メタセコイアはかなりの高さまで成長するようです。あるブログでは28mが日本一とありました。

ちょっと分かりずらいですが、ナンキンハゼです。この木は濃い目のオレンジ色でとても綺麗に紅葉します。アップで撮れるところに木があったのですが、まだ紅葉していないので次回に再挑戦したいと思います。

赤いモミジもありました。ここには様々な種類のモミジがあります。紅葉の時期もズレがあるようなので、しばらく楽しめそうです。背景の木漏れ日が玉ボケになりました。

こちらの赤い実はハナミズキです。紅葉の葉はすっかり落ちて赤い実だけがくっきりと見えます。これだけ沢山実っているということは、小鳥たちには不評なのか?毒があるのかな。
*今日はこれから所用で東京に出掛けます。東京都内も紅葉が見頃のようですので、帰りに公園の紅葉でも撮影して来よう(紅葉)と思います。
(*^^)v
- 2018/11/29(木) 07:00:00|
- 秋(9・10・11月)
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どちらかというと暖かな陽気の日が多かった11月も押し迫って参りました。そのせいで紅葉の進みもゆっくりで、今年は紅葉が長く楽しめたように感じます。そんな紅葉の季節も、いよいよ本格的な晩秋の風景となりつつあります。(撮影日11月26日)

群馬県から栃木県日光市へと向かう、国道122号線沿いにある草木ダム周辺では、まだまだ紅葉が楽しめそうです。ダム湖が満水状態のせいなのか、周りの紅葉も綺麗に感じました。

赤色の紅葉風景の引き立て役は、こんな黄色の葉っぱではないでしょうか。

鮮やか色のモミジですが、赤色だけではなんとなく物足りなさを感じませんか。

レースのカーテンのように撮れました。ダム湖近くにある不動滝です。何処へ行っても不動滝はあるようです。決まって滝不動が祀ってあるのもいつもの光景ですね。

周囲は綺麗に紅葉しているのですが、残念ながら滝をからませて撮る構図には収まりません。少し枯れ落ちている木を入れて、「晩秋の不動滝」ということで締めくくりたいと思います。(*^^)v
- 2018/11/27(火) 10:20:31|
- 秋(9・10・11月)
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高尾山は富士山が関係するという風水のパワースポットということで、若い人が多く見られました。ここはお寺のはずですが、神社の社殿があったり、縁結びのお守りなどもありました。

どう見ても神社の社殿のように見えますが。

これは縁結びの願掛けをする鈴です。まさに鈴生りです。

五円玉を紐に通して結び付けられています。これぞご縁(5円)がありますようにですね。

599m山頂からの眺めです。右側の稜線がV字になった部分に富士山が見えるはずです。しばらく待ちましたが、雲が取れる気配はありません。天気予報では文句なしの晴れだと言っていたのに・・・・。

ここには8つのハイキングコースがあるので、いろいろなバリエーションが楽しめます。往路は一般の観光ルートでしたので、帰りは紅葉風景が多く見られそうなコースで帰ることにします。

こんなシチュエーションでは、どこに視線が行くのでしょうか?太い幹でしょうか、それとも枝ぶりでしょうか?紅葉の葉っぱでしょうか?

一瞬綺麗だと思った風景ですが、こんな時はオートフォカスでは、なかなかピントが合わないかも知れません。でも私の目は全体にピントが合っているように見えます。人間の目はファジーにピントを合わせることに優れているのでしょうね。
- 2018/11/23(金) 19:54:24|
- 秋(9・10・11月)
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東京都八王子市郊外にある高尾山は標高599.15m。都心から50Kmに位置し電車で1時間というアクセス。高速道路のICからも直ぐのところにあり、交通の便は大変に良い所です。この山は古くから修験道の霊山として知られているようですが、自然豊かな国定公園に指定されており、自然探勝やハイキングなどに人気があるようです。(撮影日11月20日)

今回は最近手に入れたミラーレスカメラを持参しました。一眼レフカメラと比べると格段に軽いので、坂の多い山での撮影には重宝します。勿論今日は手持ち撮影オンリーです。下からずっと歩いて登って行くコースもありますが、今回は途中までこのケーブルカーで登ります。ロープウエイのように眼下の風景を見るのと違い、目線での風景を見るだけになります。始発の下りは流石この時間に下って来る人はいないようで、この電車は運転士と空気を運んで来ただけということになります。(*^^)v

山頂駅はまだ本来の山頂599mの途中ですが、ここからからは都心のビル群が見えます。今日は快晴との予報でしたが、何故か雲が多いです。中央にはこの山より高い634mのスカイツリーが見えます。夏には、ここから夜景を見ながらのビヤガーデンがオープンするのです。

朝の光に白く光っているのは相模湾です。江の島も見えます。でも、せっかくの絶景も雲が多くて残念です。

目線を落とすと八王子市内の銀杏並木が望めます。

更に下を覗き込むと、先ほど乗って来たケーブルカーのすり替えが見られました。2台が並ぶタイミングを狙っていましたが、慣れないカメラで、シャッターボタンを勘違いして違うボタンを押してしました。タイミングを逃してしまい2台が少しずれてしまいました。

高速道路も見えます。この道路を建設するにあたり、利便性と自然保持とのどちらを優先するかで裁判までになったのです。
- 2018/11/21(水) 10:44:00|
- 秋(9・10・11月)
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11月も半ばを過ぎ、まさに晩秋の候となりました。この時期の週末は何処へ行っても大変混雑するので、遠出の紅葉撮影はひとまず休憩して、昨日はお手頃な近隣の紅葉撮影に出かけてみました。

この神社は銀杏が綺麗なのですが、お目当ての銀杏の黄葉はまだ緑色の部分と半々くらい。何故か銀杏は同じ場所にあるのに、黄葉する木には、かなりのズレがあるようです。すでにすっかり落葉した木もありました。

モミジの紅葉も少し早かったかな。近場は何時でも来られるし、出直しすればいいかなと、ひとり言・・・そんな背後には人影が。向こうは、問いかけられたかと「そうですね」の愛想の返答。(*^^)v

こちらは完全に落葉して絨毯状態です。

ポイントを移動し少し標高の高いところに来てみると、赤く色付いたモミジに、隙間から青空が見えるポイントが見つかりました。縦横無尽に伸びる枝をどのように切り撮るか、考えていると首が痛くなります。(>_<)

こちらは落ち葉の絨毯に射し込む朝の光の影を狙ってみました。ここでも落葉が始まっているモミジもあれば、まだ緑のモミジもありますが、その後はこのまま紅葉しないで枯れてしまうのか?
- 2018/11/18(日) 20:15:00|
- 秋(9・10・11月)
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ここ「いやしの里根場(ねんば)」は、昔の集落の民家を再現したもので、やはりネット時代の象徴なのでしょうか、外国の観光客が多く見られ、レンタルのコスチュームを羽織っての記念撮影も好評のようです。富士山とともに日本の歴史は独特で興味深いものがあるのでしょうね。
この集落は昭和41年の台風26号の土砂崩れで、壊滅した悲しい歴史があるのですが、今はジオラマ的な存在として、まさに逆転の発想で観光資源として生かされているようです。

茅葺屋根には柿の木が似合います。

どこかにないかなと思っていた風景、干し柿のある風景が撮れました。お茶でも飲んで行きませんか・・・・そんな声が聞えて来そうです。

こんな風景も絵になります。ところで、とうもろこしを干してどうするのかな?

ここは少し高台にあるので、富士山が良く見えます。

火の見櫓の半鐘が富士山の頂に乗りました。

お休み処で温まります。ここで欧米系の観光客が、店主に「領収書」を下さいと言っていました。この外人さんは日本の文化をよくご存じのようです。当然日本語も上手でした。
- 2018/11/17(土) 07:49:00|
- 秋(9・10・11月)
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富士山撮影もしばらくしていない。7~8年にもなるのかな。ネットで各地の紅葉情報を見ると、河口湖では見頃とのこと。そんな訳で昨日は久々に富士山撮影に出かけてみました。

富士山に行く前に、紅葉情報に載っていた今見頃の山梨県大月市の「猿橋」に立ち寄ってみました。早朝なので駐車場も一番乗りで、ワクワクしながら撮影準備をして、いざ撮影ポイントに行ってみると・・・・・。

あの見頃の情報に載っていた見事な紅葉風景は何処へ・・・・・。たまたま見回りに来ていた観光協会の人いわく、枯れている木は台風の塩害だとか。こんな内陸部まで影響があったのか?まだ青葉もありましたが、とにかく今年は外れ年のようでした。やむなくいいとこ撮りをして引き上げました。初めてのところがこんな印象だと、再挑戦はいつの頃になるのかな。

気を取り直して河口湖へと向かいましたが、ここでは紅葉祭り真っ盛り、まさにお祭り騒ぎのような混雑ぶりで撮影どころではありません。スルーしてあまり観光化されていない西湖方面へと向かいました。西湖は富士五湖の中で一番小さい湖ですが、季節によっては面白く撮れるところです。今日は快晴で雲ひとつない富士山です。

途中の野鳥の森で見つけた前景を入れて富士山を超ドアップで撮りました。三脚を立てながらじっくり撮っていると、何故か私の周りにカメラを持った人が集まって来ます。私もそうですが三脚でじっくりと撮っている人がいると、何故か気になるのですね。

今日の富士山は雲が無いのでシンプル過ぎます。とりあえず何かを前景に入れないと。でもせっかくの紅葉の葉っぱの先はチリチリに枯れていました。

これは本栖湖です。千円札の裏にある撮影ポイントはカメラマンでいっぱい。車も駐車できない状態なので、人気のないポイントで富士山の記念撮影です。富士山撮影はこれから冬にかけて、冠雪と面白い雲とのコラボ、それに日の出と夕景が面白いかと思います。
- 2018/11/16(金) 09:46:36|
- 秋(9・10・11月)
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今年はどうやら暖冬傾向のようですね。果たしてこの予想は当たるのか?最近は過去の経験則が当てにならない異常な気候で、天気予報も大変なようです。今年は春の訪れが前倒しとなり、夏は猛暑、そして秋は足踏みのようです。でも北日本では、ようやく冬らしい寒さが訪れて来たようですが、果たして年越しの頃にはどんなことになるのか。

以前は酸っぱかった我が家の家庭菜園のみかんも、年々甘くなって来たように感じます。柿も今年はいっそう甘味が増しています。夏の猛暑と雨が多かったせいなのか。

いよいよ平地でも紅葉が始まっています。関東以西の平地では、これからまだしばらく紅葉が観られます。

苔むした水路にモミジの落ち葉が。水路のカーブがうまく収まりました。

朝陽を浴びる落ち葉の絨毯が暖かそうです。頭を出した根っ子が四方に広がっています。落ち葉だけだと平凡な感じですが、この根っ子のお蔭で構図が安定しました。

カメラを落ち葉の中に置いてマクロで葉脈を狙います。ピント合わせにもたついていると、木漏れ日がいつの間にか移動してしまいます。
*北日本では、そろそろ初冬の様相ですが、果たして終わってみれば、今年の冬はどんなことになるのやら。
- 2018/11/14(水) 05:23:42|
- 秋(9・10・11月)
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いつも気になっていた中古でも引き取ってもらえなかった壊れたデジタル一眼。アナログのフィルムカメラなら修理をすれば、また長く使えるのでしょうが、デジタルカメラは修理をしても修理代に見合った分だけ、後々使えるかと言ったらそうはいかないでしょう。でもただ捨てるのも残念だし、どうせ捨てるなら後学の為にいっそ分解してみようと思いました。もう処分するとなると、後々復元することなど考えることはないので気軽に出来そうだ。

10年ほど使った愛機のひとつです。分解し始めたところで記録に残そうと思いつき、後継機のミラーレスで撮ってみました。

一眼レフカメラは、レンズからの像をファインダーで覗くためミラー(反射板)とプリズムが付いています。

シャッターを押すと、ミラーが跳ね上がります。その瞬間ファインダーの像が見えなくなりますね。強制的にミラーを上げて、シャッターを押した状態を再現しました。奥にはシャッター幕が見えます。(中央の四角い部分です)

カメラの裏側のカバーを剥がすと、基板と言われる電子回路でいっぱいです。

その基板を剥がすと、デジタルカメラの心臓部である、撮像素子(イメージセンサー)があります。この緑色の部分に像が写るわけで、これがフィルムの役目をしているのですね。このカメラのセンサーは横22.3mm、縦14.9cmmでAPSサイズと言い、フィルムサイズより小さいです。このセンサーサイズはメーカーによってやや違います。なのでアナログのフィルムサイズ(36mm×24mm)より小さいセンサーカメラでの使用レンズの焦点距離を35mm換算で表現しています。

さっきのシャッター幕を後ろ側から見たところです。この部分に撮像素子(イメージセンサー)の青い部分が、レンズ側に向かって付くのです。

これはボタン電池です。ほとんどのデジカメに付いているでしょう。日付や時計、設定した機能が、電池を抜いても消えないのは、これがバックアップとして働いているからです。多分今はこの電池が消耗する前にカメラを買い替える人が多いので、気付かずにいるのかなと思います。ちなみにこのカメラは10年ほど使ったので、一度だけ交換しました。

結局愛機はこんな無様な格好になり廃棄処分となります。今のデジタル機器はある意味消耗品ですから、次から次へと新型が出て来るので、長く使いたくても保守するための部品がなくなってしまうのですね。余程愛着があるのなら、飾り物として持っているしかないでしょう。
*一眼レフカメラは、レンズを通して像を見るためのプリズムの重量がかなり重いのです。でもミラーレスは、その名の通りミラーが無いので、像を見るためのプリズムが不要です。その分軽いのです。ちなみにファインダーの付いているミラーレスもありますが、これは電子式のファインダーで、プリズムは必要ないのです。液晶モニターを小さくして見るものだということですね。
- 2018/11/12(月) 06:00:12|
- その他
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昨日7日は立冬でした。暦の上では冬になったということですが、そんなこととは裏腹に、とても暖かな立冬を迎えることとなりました。そんな訳で紅葉狩りも軽装で出かけてしまいそうです。今年は季節のメリハリがハッキリしないまま、終盤を迎えそうです。近頃は天気予報も外れることが多いように感じます。それだけ気候が変化してきているのでしょう。来年はどんなことになるのかな。
四季が無くなってしまうことのないように願いたいです。

望遠レンズで斜面の紅葉を狙いました。距離は30mくらいかな。下の木の葉は、緑、黄、オレンジとグラデーションです。まだまだ紅葉は進行形のようです。こんな光景も霜が降りるような寒気が入ると一気に枯れてしまいますが、今年は今のところそんな心配はなさそうです。

背景が暗いので紅葉がいっそう鮮やかに感じられます。どこを見てもシャッターを押したくなるのです。私の評価では今年の紅葉は良好ですね。

道路上から渓谷を俯瞰で狙いました。水面には周りの木々の紅葉が映り込んでいます。構図をあれやこれやと考え移動していると、映り込みは消えてしまいます。映り込みを撮るか、木々の紅葉を撮るか悩ましい光景でした。

画面いっぱいに撮りたいくらいの鮮やかな映り込みです。でもそれだけでは平凡な感じになってしまうので、隅の方にちょぴりと石を入れてみました。

下にばかり目を向けていたので、見逃してしまいそうでした。ちょっと面白い秋の雲をゲット出来ました。上空はかなり強い風が吹いているのが分かります。これぞ秋空だ!
- 2018/11/08(木) 06:00:35|
- 秋(9・10・11月)
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中津川渓谷を検索したら5件ありました。福島、新潟、神奈川、高知、埼玉の5県にあるとのこと。昨日は地元埼玉県の秩父市にある中津川渓谷に出かけて参りました。旅行雑誌にも載っていると見えて、他県ナンバーの車が多く見られました。例年ですと今頃は見頃が過ぎているのですが、ここのところの暖かさのせいなのか、まだまだ見頃の時期が続きそうです。

まずは源流域にある滝に行ってみました。駐車場に着くと一台の車もありませんでした。早速クマ除けの鈴を持って歩き始めると、辺りは落ち葉の絨毯が敷き詰められていました。

途中にはクマ出没の注意喚起は勿論のこと、倒木注意!落石注意!頭上注意!増水注意!の看板ばかりで、ちょっと心細くなって来ました。入り口には滝まで500mとありましたが、急ぎ足で歩いたので、滝の見える橋まで10分ほどで辿り着きました。

橋の上に立つと正面に2段になった滝を見ることが出来ます。手前の滝の落差は5mくらいかな。「甚兵衛の滝」と書かれた案内板があります。この滝のことは何故か市のHPにも載っていないので、名のいわれは分かりませんが、単純に想像すれば、甚兵衛さんが探し当てたということなのかな。

滝の落ち込みに落ち葉が淀んでいたので、5秒のスローシャッターで狙ってみました。本当は真上から狙うと良い感じになるのかなと思いますが、足場の関係で諦めました。

先ほどまで降っていたとみられる雨で、木陰の流れはしっとりとしています。渓流は絶え間なく水の流れる音が続きますが、それが何故か時々人の声に聞こえることもあったりします。余りの静寂に人恋しなるのかも。
- 2018/11/06(火) 08:07:53|
- 秋(9・10・11月)
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紅葉とは、落葉広葉樹の葉が赤や黄色に色づくことをいう、とあります。読み方は紅葉は「こうよう」、黄葉は「こうよう又はおうよう」と読み、両方を含めた意味で紅葉が使われているそうです。何故赤色や黄色になるのかは、クロロフィル(緑)、カロチノイド(黄)、アントシアニン(赤)のそれぞれの色素が互いに関係しているということです。今日はオレンジ色と黄色の黄葉風景だけを集めてみました。

こちらはオレンジ色ですが、この後は赤か黄色のどちらかに変わって行くのでしょうか?

こちらのオレンジ色は、赤に変わって行きそうです。ところでモミジと楓(カエデ)は、植物分類上では同じものですが、園芸や盆栽の世界では明確に区別されているということです。

上の木々の葉は黄葉、下の落ち葉は紅葉しています。逆はないのかな?そう言えばイチョウは一応?黄葉ですよね。あれが赤色だったらどんな風景になるのかな。

全体が黄色の中に奥にオレンジ色があったので、良いアクセントになりました。

上の半分はキラキラ、下半分は緑でしっとりした雰囲気になりました。

木陰の部分に鮮やかなオレンジ色が目に止まりした。グラデーションの葉っぱもあり、実に華やかな感じでした。あまりにも綺麗な紅葉でしたので、渓流は少しだけにして葉っぱを大きく入れてみました。とても印象に残る光景でした。やはり水辺の紅葉はいっそう鮮やかになるようです。今まで紅葉が不調な年でも、水辺だけは綺麗に紅葉していると感じます。
*関東の紅葉前線も下界へと近づいて来たようですが、数日間は気温が高めな予想ですが、紅葉は足踏みしちゃうのかな。
- 2018/11/05(月) 07:00:08|
- 秋(9・10・11月)
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笹ヶ峰牧場から帰る途中に「仙人池」というバス停を見つけました。時刻表を見ると一日3往復という秘境?のバス停のようです。この池はパンフレットの地図にも載っていない神秘な池のようです。色々調べてみましたところ、周囲は500mで火山の噴火で出来た池のようです。観光案内に載せないのは、多分交通の便が悪いことなのかと思われます。でも見応えのある池なのですが。

バス停脇の路肩スペースに車を止め下を見ると、池には青空が写っています。陽が落ちて気温が下がったせいか、うっすらと霧が掛かっているように見えます。

下に降りて行くと、2~3分ほどで池のほとりに辿り着きました。水面は凪状態で、綺麗な紅葉が映っているではありませんか。

正面には山が見えます。斜陽が右手から射して来ます。

正面の山は黒姫山かな?頂にかかる雲が晴れて山肌が見えて来ました。

更に陽は傾き、木々の間から木漏れ日となって、光量も少なくなって来ました。それとともに肌寒さを感じるようになって来ましたので、早々に引き上げることにしました。

白樺の木々に最後の木漏れ日が射して、高原の一日が終わろうとしています。これからが仙人の出番なのかな・・・・・・。
- 2018/11/03(土) 05:32:49|
- 秋(9・10・11月)
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しばらく紅葉風景が続いてしまったので、ちょっと一休みして最近撮った身近な秋を紹介したいと思います。

ここのところ上空に寒気が入り2、3日綺麗な秋の雲が見られました。

丘の斜面にはマリーゴルドが咲いています。姿勢を低くして、花の地平線に秋の雲が流れて行く感じにしてみました。やがてこの雲も20分ほどすると、だんだんと消滅して行きました。

ここはマリーゴールドの丘という公園なのですが、反対側の斜面にはコスモスも咲いています。そう言えば、今年は秋桜撮影がなかったな・・・・。

可愛い花です。この花は何とあの苦味のあるセンブリです。古くから薬草として知られていますが、調べてみると、効能は胃腸薬や鎮痛、解熱作用、はたまた育毛、美白効果もあるとか、まさに万能薬のようです。

これは何でしょうか?ほおずきです。頂き物なのですが、ほおずきを長く水に浸しておくと、皮の部分が融けて?このような姿になると聞きました。
まるで毛細血管のようです。WBを寒色系にしてみました。

本来の色はこの色です。観賞用は毒性があるとか。食用種もあり、その味は甘酸っぱいということです。
そう言えば子供の頃、ほおずきの中にある丸い実?の中を空にして、口の中で音を鳴らしたような記憶があります。それは毒性があったのかな?
*寒気も去って今度は南から暖気が入って来るということで、またしばらくは暖かい日になるそうです。朝晩の気温差が大きくなり紅葉の色付きにはいいのかな?
- 2018/11/02(金) 06:30:12|
- 秋(9・10・11月)
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紅葉真っ盛りの林道を走っていると、やがて視界が開けて来ました。笹ヶ峰牧場の看板が目に止まり、早速奥の駐車場に向かいました。が、こんな絶景の見られる所に何故か数台の車しか止まっていません。こうなれば人影を気にすることなく撮影が出来そうです。ワクワク感を抑えながら牧場内を右往左往することとなりました。

今日は気温が上がり下界では最高気温が20度の予想でした。ここは標高1,300m、さすがに木陰に入るとちょっぴり肌寒さを感じます。牛たちがのんびりと牧草を食べています。そばに近づくとこちらの方に歩み寄って来ます。人恋しいのでしょうか?上目遣いのつぶらな瞳?が何とも可愛らしく感じます。これから寒さ厳しい冬が訪れる前の静寂な風景です。

山にかかる雲はなかなか取れません。晴れたり曇ったりと一喜一憂を繰り返します。

次々と稜線を這うように流れて行く雲は足早に流れて行きますが、次から次へと絶え間なく湧いて来ます。

紅葉の斜面に雲の合間からスポット光が射しました。もう少しメリハリのある光が射さないかと待っていたが、自然はそう思い通りに行くものではありませんよね。

鮮やかなオレンジ色の紅葉です。遠目からの幹の形が気に入りました。よく見るとブナのように見えますが、ここからでは確認できません。独り占めの風景を満喫していると、山の日射しはどんどんと落ちて行きます。大分気温も下がって来たようです。そろそろ宿へ向かい温泉で温まろうかなと思います。今日も一日沢山の紅葉風景をご馳走様でした。自然に感謝感謝です。(*^^)v
- 2018/11/01(木) 07:21:18|
- 秋(9・10・11月)
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