
群馬県前橋市郊外の赤城山麓に自生するザゼンソウです。人里離れた殺風景な杉林の中に咲いていました。北海道・本州の高原や湿地に自生するといわれています。丈は10~20センチで地表から直接花を咲かせます。

花言葉は、「沈黙の愛」「ひっそりと待つ」カップルなのか、ふたつ並んで語り合っているように見えます。
ザゼンソウは開花するときに25度くらいに発熱するので、残雪の中からでも顔を覗かすことが出来るのだそうです。

英語名はスカンクのキャベツといわれている。花言葉のイメージが崩れてしまいますね。実はザゼンソウは開花時に悪臭を放つのだとか。何故?ハエなどの悪臭好きな虫をおびき寄せて、受粉させるために利用しているのです。受粉と言えば蜂や蝶の役目かなと思ってしましたが。

まだ青く若い花のようですが、すらっとしたイケメンです。

頭上の杉林はこんな感じです。花粉をいっぱい付けていますが、無風状態なので飛散は目視では感じられません。マスクをしていましたが、鼻がムズムズ、目がショボショボしてきます。長居は無用、滞在時間は30分ほどで切り上げました。
- 2019/02/28(木) 06:00:10|
- 冬(12・1・2月)
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枯れ木に何かが光って見える。近づいてみるとガクアジサイかな?
信じ難いですが、散らずに冬を越してしまったようです。
まさか一度散ったものが、元に戻るはずはありませんよね。

ネコヤナギの蕾が大きくなって殻を破ったようです。まさに春の息吹を感じます。
いよいよ開花も秒読みになったかな。

アネモネが元気よく花開いています。私には何かを語りかけているように見えます。
花が行儀よく咲くので、私には構図が決めやすい花です。

黄色のセツブンソウが開花しています。本来のセツブンソウとは花弁も葉っぱも随分印象が違います。
日射しがないとなかなか開いてくれません。日射しの柔らかい夕陽で狙ってみました。

こちらは元祖セツブンソウです。私には、黄色セツブンソウは静寂感、こちらは踊っているようで躍動感を感じます。
- 2019/02/27(水) 06:03:36|
- 冬(12・1・2月)
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春の兆しを感じるころになると、遠くの山々もなんとなく霞んで見えます。この時期は夕方の西の空が気になります。沈む太陽が霞んで月のように見えることがあるのです。畦道に車を止め、スマホに「日の入り時刻は」と尋ねると、5時33分との返事が。でも今日は残念ながら白飛びの太陽のようです。

今日は月のような太陽はあきらめて、夕焼けを待ちます。太陽が山の稜線に隠れてから数分が経過しています。更にしばらく眺めていると、だんだんと西の空が色づいて来ました。

色味も数分数秒ごとにオレンジ色が赤みを帯びて来ます。今日は行けそうだ・・・・・・。

日没時刻からから15分経過。光量が乏しくなって来たぎりぎりの時間で、ピンク色の夕焼けを見ることが出来ました。オレンジ色の夕焼けはよく見かけますが、ピンク色はそう度々お目にはかかれません。今日はイメージ通りの夕景が撮れました。遠くを走る国道には、家路を急ぐ車のテールランプの列が続いています。今日は風も無く穏やかな良い一日でした。外はちょっぴり冷えて来ましたが、車の中はその分暖かく感じます。
- 2019/02/26(火) 07:00:47|
- 冬(12・1・2月)
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趣味の写真生活での一年を振り返ると、やはりワクワクするのは今頃かな。これから冬枯れの風景も少しずつ色彩を帯びてくる。そして、どこからともなく春の香りが漂ってくる。
その前には、冬ボケの頭の体操をしないといけませんね。今さら聞けないことは今のうちに解決を・・・・。

花を撮るからには花の名前くらいは憶えておきたいですが、すぐに忘れる。花撮中に、見知らぬ人から何を撮っているのですか?の問いかけに、「綺麗な花です」ではね。(>_<)

早春のこの時期に咲くという「マンサク」。花というには独特な形状をしています。どの花も名の由来は諸説あるといいますが、その諸説も何だか後付けのように思えてしまう。このマンサクは他の花に先駆けて咲くことから、「まず咲く」の訛りから、「マンサク」に、また、まんべんなく枝いっぱいに花を付けることから、「マンサク」・・・・この2説とも、私にはどうもしっくりいかない。

ザゼンソウ・・・・花期は2月から3月、花の形が座禅僧に似ている。別名「ダルマソウ」といわれ、達磨大師に見立てたとか。そういわれてみれば、そう(僧)かな。(>_<)
この花は林の下などの伏流水のあるような湿地に生えるということで、なかなかお目にかかれない花かと思います。ちなみに、このカットは10年位前のものです。今はもうそのポイントは環境が変わってしまい、伏流水は枯れてしまっています。
- 2019/02/25(月) 07:02:12|
- 冬(12・1・2月)
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2月の終わり頃になると、だんだんと寒い日と暖かい日が周期的に訪れるようになります。こんな雪景色も融雪とともに春景色へと衣替えが進んで行くことでしょう。

ハクチョウたちも三寒四温で季節の変わり目を感じて始めているのだろうか。

旅立ちに向けて筋トレをしているのかな。この鳥たちはのツアー旅はいずこへ・・・・・。
- 2019/02/24(日) 07:37:11|
- 冬(12・1・2月)
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未明の雨も上がり、さぞかし花たちも喜んでいるだろう。そんな雨上がりの早朝に近くの公園に出かけてみました。
枯草が朝陽を浴びて眩く感じます。雨に叩かれて散り落ちた白梅がこちらを向いてポーズを取っているようです。
アングルをいっぱいに下げてハイポーズ・・・・・。

紅梅も仲良く並んでハイポーズ。地面は濡れているので、レジャーシートを敷いて、うつ伏せでパチリ。

青空を背景に朝陽を浴びた白梅をややオーバー目に。

こちらは紅梅。梅は300種もの品種があると言われています。でも、素人には詳細な見分けが付きませんよね。私には白梅と紅梅としか言いようがありません。

白梅でも顎は赤いと思いますが、これは顎の部分が緑色をしています。空、白梅、そして紅梅を背景にしてみたら、グラデ―ジョンになりました。
- 2019/02/21(木) 07:01:59|
- 冬(12・1・2月)
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寒さもピークを過ぎたという天気予報を聞くと、ほっとするとともに日差しの温もりをひしひしと感じます。梅の花も日差しに温もりを感じているようです。

木漏れ日が眩いピンクの椿を、ソフトフィルターで淡くしてみました。普通花の散り際は、花弁が少しずつ落ちていくのですが、椿の場合は、花が根元から一体となって散るという、実に潔い散り方です。

こちらは山茶花です。手前の花のしべを大きくぼかしました。やはり暖色系の黄色は春を感じますね。
- 2019/02/20(水) 07:02:13|
- 冬(12・1・2月)
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まだ芝生広場は枯草状態ですが、早咲きの紅梅が開花しています。これからは白梅も交じり、レンギョウやユキヤナギと続き、賑やかな色彩となります。ちょっぴり春の兆しを感じる今日この頃です。

紅梅は見頃です。毎年木が成長していくに従い花も多くなって来たようです。桜なら日に日に散って行くところですが、梅は我慢強い。しばらく見頃が続くでしょう。

白梅も沢山の花を咲かせています。まだ散る花弁はひとつも見られません。やはり花は旬を逃したくありませんね。

昨年も狙ったポイントです。まだ花付きが少ないようですが、一期一会を逃さないようにしたいです。

東屋を背景にしたら、ちょうど格子の所に空きが出来て、すっきりした感じになりました。
- 2019/02/16(土) 07:02:16|
- 冬(12・1・2月)
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今日はバレンタインデーですね。最近はチョコを自分への贈り物とする人が多くなって来たようです。義理チョコもなくなって、何だか寂しくなっている人も多いかと思いますが、文化風習は時代とともに変わるのもです。ご多分に漏れず、私にはもう縁遠い記念日ですが、もともといわれを知らずにいた私、調べてみると、バレンタインとは、なんと人の名前だとか。詳細は略しますが、そのバレンタインという人が、掟を破ったことで処刑された命日が2月14日だということです。悲しい記念日なのですね。

先日ノートパソコンを買いました。写真用にデスクトップ型を使っているのですが、その部屋はあまり日が差さなくて、暖房もままならないので、冬は特に寒い部屋なのです。日当たりの良い暖かい部屋でPCが使えたら良いなといつも思っていました。それがプリンターのインクを買いに行った量販店で、特別セールの格安のものを見つけたのです。もうこれ1台しかありません。当然相応の現金は持ち合わせていません。以前ならそれで諦めるというところでしょうが・・・・・現代はクレジットカードなるものがありまして、まっ、いいか。今は暖かい部屋でコーヒーを飲みながらホット?しています。

その部屋の窓の外には最近セキレイがやって来ます。こちらはコタツでまったりしているのに、小鳥たちは寒くないのかな。極楽極楽(*^^)v
- 2019/02/14(木) 08:30:26|
- 冬(12・1・2月)
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長々続いたカラカラ天気もそろそろ終わり、天気も周期的に変わる気配となりました。いよいよ春に向かって季節が動き始めたように感じます。恵みの雨で植物も生き生きしているのかなと、いつもの花園に出かけてみました。空模様はどんよりとした曇り空でしたが、こんな日はコントラストが弱く、優しい感じの花が撮れそうです。ソフトフィルターを使い100mmと180mmのマクロで花撮に挑んでみました。

黄色セツブンソウの蕾を見つけました。背丈は2センチくらいだったかな。180mmマクロで大きくしてみました。あまりに可愛いので、花の目線で撮りました。気が付けば膝や肘には枯れ葉がまとわりついていました。多分明日は開花しているだろう。でも、今日のこの瞬間が撮りたかった。

ロウバイの黄色がくっきり浮き出ました。背景はレフ板の裏側の黒色です。カメラを三脚に取り付けシャッターはタイマーで、レフ板は手持ちです。慎重にレフ板をかざすのですが、どうしても枝に当たり花が揺れてしまいます。何度も失敗を繰り返しました。

ソフトフィルターで白梅の輪郭が柔らかく感じます。

枝も入れてみました。黒バックにすると、弱い光でも差してくる方向が分かるようです。

紅梅では少し露出不足か赤がくすんで見えてします。でもプラス補正にすると、背景の黒の深みがなくなってしまいます。
*梅は300種もの品種があるとか。それぞれ開花時期が違うので、長い間楽しめますね。
- 2019/02/12(火) 06:58:17|
- 冬(12・1・2月)
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埼玉県滑川町にある国営武蔵丘陵森林公園では、120品種、500本の梅園があります。見頃は2月下旬で、早咲きは1月から、遅咲きは3月半ばまで咲いているということで、桜は一週間程度ですが、観梅は長~~く楽しめます。昨日は早咲き30本を楽しんで来ました。

黄色が綺麗なラッパスイセンです。

梅の木の下には、あちこちでフクジュソウが。フクジュソウは背丈が低いので、背景をぼかすには、カメラを地面に置いて膝をついて撮るしかありません。なので、私は百均で買った膝当てを使っています。絞りを開けてピントを中間の花に合わせました。背景が斜面なので、前後のボケがよく分かります。

変化を求めて前ボケを入れてみました。

梅は幹や枝の曲線が面白いので、その形を考えて構図を決めるのも良いかな。

枝はどこまで切り取るか。私はここまで。

全景を撮っても人影はありません。今日はカメラマンしかいませんでした。
- 2019/02/06(水) 07:04:20|
- 冬(12・1・2月)
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日本海から吹いて来る湿った北風が、新潟に雪を降らせ、その後群馬の山並みを駆け抜けると、冷たく乾燥した空気となって関東平野に吹き降りる。これが北関東冬の風物、「上州空っ風」です。いや正式には「上州名物かかあ天下と空っ風」といいます。肌を刺すような乾いた強風は、雪国の人も舌を巻く寒さだといわれています。ちなみに、かかあ天下はでんかと読んでいます。上州の女性は働き者故、養蚕で財を成し夫より実権を握っていたといわれています。
昨日は冷たいはずの北西の風が、熊谷で最大で17m、なのに最高気温は18度を記録しました。風速が1m増すと体感温度は1度下がるといわれていますが、そうなると昨日は、単純計算では体感的に1度ということになりますね。でもそれなりに暖かく感じましたが。

いくら寒暖の変化があっても、春へと動き出した植物の歩みは止まりません。
フクジュソウは春よ来いとばかり・・・・「ムンクの叫び」

ホトケノザも大きく蕾を膨らませています。

アセビ(馬酔木)の蕾も揃いました。

ユキヤナギかな?萌黄色の蕾が春の近さを感じさせます。

早咲きの紅梅は一足お先に花開きました。
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- 2019/02/05(火) 07:00:45|
- 冬(12・1・2月)
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今日は二十四節気の立春、暦の上では春の始まりということでが、この立春に合わせたかのように、今日は春を思わせるような気温になる予想です。そんな春の気配を感じてか、もうすでに植物は春の装いを始めているようです。昨日は私のホームグラウンドである「緑の王国」に出かけてきました。

梅もボチボチ咲き始めています。これからは「緑の王国」への撮影が多くなりそうです。

昨日は節分でしたが、セツブンソウも可愛い花を咲かせていました。

落ち葉の中から這い上がったフクジュソウです。日差しを浴びて眩しそう。

モクレンの蕾は大きく膨らみ始めています。長い冬を耐え、やっと膨らんだ蕾も咲き始めれば、あっという間に散ってしまいます。何ともむなしい人生ですね。

これは白色タンポポです。この緑の王国では珍しい品種ををよく目にします。
- 2019/02/04(月) 07:00:31|
- 冬(12・1・2月)
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温泉街といえば、昔ながらの古風な街並みに、懐かしい物が売られているというイメージですが、湯布院の温泉街は、さながら軽井沢銀座や原宿といった若者受けするようなお店が多いイメージでした。実際年配者より若い人の方が多く見られましたし、土産屋さんでは、饅頭や漬物など日保ちするような定番の土産物より、むしろスイーツといわれる洋菓子系などが多く見られました。また年配者には懐かしい、昭和の街並みを再現したエリアもあるといった、風変わりな温泉街だという印象でした。
また温泉街の一角には金鱗湖という池があります。普段は何の変哲もない普通の池のように見えますが、温泉の影響で水温が高く、早朝が冷え込む冬には、霧が発生して幻想的な風景に変貌するということです。ちなみに宿泊した翌朝は、池どころか町全体が濃い霧に包まれたのです。

温泉街を散策するとこんな絵になるお店がありました。カラフルな傘は構図的に面白いかと思いますが。

障子にがま口が。

若い子受けしそうなポシェットです。

モンチッチも流行っていたっけ・・・・・。

雨の日が楽しくなりそうです。濡れると図柄が変化する傘のようです。
どんな感じになるのかちょっと借りてみたいですが。・・・いや、(傘)貸さない。(*^^)v
- 2019/02/02(土) 07:01:02|
- その他
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平成の区切りの年も、はや2月となりました。年初めの区切りにとPCの写真を整理していたら、5年前のちょうど今頃の旅写真を見つけたのです。冬晴れの2014年1月27日羽田から福岡へと空路冬の旅に出かけました。写真を見ながら当時の記憶を呼び起こしてみました。

羽田を離陸して間もなく眼下に富士山が見えるはずでしたが、私の飛行ルートの早とちりで富士山の見える席と反対側の席を予約してしまったのです。でもその後は、このような日本列島の山々を眼下に見ることができ、それなりの感動を覚えたことを懐かしく思い出します。

初日は博多に泊まり、博多に来たからには屋台を体験してみようと、夕食は中洲の屋台で済ませました。屋台の定番といえば、熱燗におでんと焼き鳥、あがりはラーメンというところですね。この後は、ほろ酔い気分でホテルまで無事に戻ることが出来ました。

翌日は、博多駅からJR西日本の観光列車「ゆふいんの森1号」に乗り、湯布院までの2時間、車窓の景色を眺めながら観光列車の旅を味わうことが出来ました。

「ゆふいん驛」は御覧の通りまだ正月気分でした。この駅は無人駅ではないのですが、改札ゲートがなく、出改札は中央のボックスに駅員さんが立つといったアナログスタイルです。5年たった今現在は定かではありませんが。

駅前に立つと目の前に壮大な由布岳が出迎えてくれます。所在は知っていたが、初めて訪れる湯布院を肌で感じた瞬間でした。
この地の地名表記には奥深いものを感じます。駅舎の表記は「ゆふいん驛」山は「由布岳」市名は「由布市」温泉は「湯布院温泉」やら、とにかく漢字表記はどれが正しいのか混乱してしまいます。結局この大元は度重なる市町村合併にあるようです。従来の固有名詞を変えるのは、名の知れた観光地では無理のようです。無難なのは、ひらがな表記かと思います。
*今は何処へ行っても外国人観光客でいっぱいです。あたかも海外旅行に行ったかの錯覚さえ覚えます。混雑を避けるにはオフシーズンの冬旅が良いかも。冷えた体はゆったりと温泉で、格安料金で泊まれるかと思いますが。(*^^)v
- 2019/02/01(金) 07:06:35|
- その他
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