
やっと秋らしい陽気になったと思ったら、蒸し暑いぐずつき模様の天気が始まった。
なかなか撮影にも行けないもどかしさから、家の中では檻の中の猛獣の如く外を眺めながら行ったり来たり。
気分転換になれたらとスマホの雨雲レーダーを見て、やみ間のありそうな時間を予想していつもの花園へ出かけた。
現地に着いても雨はまだ上がらない。しばらく車の中で待った。

雨降りの天気で午後3時と言えど辺りはうす暗い。
やはり滴は逆光でキラキラしている日射しのある時が良い。
いつもはハイキー調に花を撮ることが多いが、今日は天気に合わせて濃い目の味付けにした。
この花はクレオメという。
夏の終わりを告げる花と言われ、花は夕方に開き翌日の昼前にしぼむらしい。

とても色鮮やかなアスクレピアス。
鮮やかな色合いが切り花として人気があるという。
上下に花開くような花の付き方が面白い花だ。
もう一度夏の陽気に戻りそうだが、こんなことを繰り返しながら季節は秋に傾いて行くのだろう。
- 2019/08/31(土) 05:58:14|
- 夏(6・7・8月)
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日も短くなって大地も徐々に冷えて来たのか、夕刻はめっきり涼しく感じる今日この頃。
夕陽の射し込むコスモスをWBで更に色濃くしてみた。

エノコログサは逆光で撮るのが一番だ。
黄金色になると見違えてしまう。
多重露光で賑やかに。

今年は寝ていて蚊に刺された記憶がない。
研究では蚊に刺されやすい人は、足に付いているイソ吉草酸という臭いの物質がひとつの要因だという。
これだけではなく他にも要因はいくつかあるらしいが、これが一番の要因のようだ。
そういえば最近の私は、お風呂で指の間もひとつひとつ丁寧に洗うようになった。
お酒も飲まないのでこれも刺されない要因なのかと思う。
でも屋外にいる白い斑点のあるやぶ蚊は容赦がない。
植木の手入れなどの時に、電気式の香取を付けてみるが、全く効果はない。
やはり昔ながらの蚊取り線香が効果抜群だ。
外にいる蚊は人間が玄関に入る時を見計らって侵入するらしい。
背中などに止まって家の中に入るのを待つと言った利口者。
- 2019/08/29(木) 05:56:10|
- 夏(6・7・8月)
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散歩道の雑木林で見つけた小さい秋。まだ青さのある秋の実だ。
季節の変わり目を感じるのはどんな時か?
慌ただしい日々の暮らしの中ではなかなか気付けないだろうが。
今年最初に虫の音に気付いたのは17日だと日記に書いておいた。
記憶だけだと言い切ることは出来ないが、文字にしてあると自信を持って言える。
今はその虫の音が騒がしいくらいになって来た。
そして近頃は蝉の音色が変わって来た。

今年も我が家のオジギソウは健在だ。
縦横無尽に伸びる枝が数日単位で沢山の花芽を咲かせて行く。
玉のように咲く可愛い花だ。

こんな可愛い花を面白く撮れなかと、以前バスケットに摘んで撮ってみた。
ピンセットで花の根元を摘まんでハサミで切り取る。
乱暴に扱うと花が崩れてしまうので、ひとつひとつ丁寧に積み重ねアクセントにコスモスを二輪添えてみた。
今年も摘んでみようかと思ったが、こんな根を詰める作業はもういやだ。
- 2019/08/27(火) 06:30:26|
- 夏(6・7・8月)
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久々に涼しい朝を迎えた、と言っても朝から曇天だ。日中は時々雨も降るようだ。
それで滴の花を撮りに出かけた。
クモの巣に水滴が付いている。これをマクロで撮ると水中の泡のように撮れる。
そして百日紅の花を前ボケにして色付けに使った。

紫の百日紅、と言ってもピンク色にも見える。
PCでみた場合は、PCのモニターによって色相が微妙に変わってしまう。
だから色相が近い色は微妙だが、まさか赤色には見えないだろう。

人里離れた道路脇に色の濃いハギの花を見つけた。
これは自然に生えたものだろう。
それでも明るめに撮れば当然薄い色になる。
どちらにするかはカメラマンの好みだ。

国道沿いの公衆トイレの駐車場に咲いていたこの花は黄色が良く目立つ。
せっかく撮ったが名前は分からない。
群生が綺麗だったのでそれを狙ったが、花の向きがまばらでまとまりが無い。
中でも一番綺麗な花をアップで撮った。

花ではないがとても懐かしいので・・・・。今でも人家のない国道沿いには残されているようだ。
私はもしもの時の為に、いつも財布にテレカを入れている。
でもこれって今のスマホ世代の若者には何だろうと言われそうだ。
でもこれは我々の世代では思い出深い通信手段だったのだ。
- 2019/08/21(水) 05:35:14|
- 夏(6・7・8月)
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今日からは関東でもしばらくぐずつきの空模様になるようです。そして猛暑のピークが過ぎたとの予報。
そうなると今のうちに在庫の冷やし中華の即席めんを処分しないと。
お手製の冷やし中華を作ってみました。麺とタレはインスタントですが、具は手抜き無しのお手製です。

夜は冷えたノンアルコールビールを頂きます。
最初の頃のノンアルビールは変な癖のある味でしたが、今は改良を重ねたせいか私には抵抗なく飲めるようになりました。
たまに本物を頂くと何だか苦く感じるようになりました。そうだ、若い頃アルコールを飲み始めた頃もそう感じたな。
以前にノンアルコールビールを本物と偽って飲ませたら、ほろ酔い気分になった人もいるとの実験結果を聞いたことがあります。
それが今私には実感があります。
- 2019/08/20(火) 06:00:20|
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今年もお盆が終わりました。
お地蔵様また秋の彼岸に会いましょう。
背景のススキもそろそろ秋の七草の出番待ちですね。
昨晩はやけに虫の声が騒がしく感じました。虫たちには秋風が感じられたのでしょう。

蝉たちも残り少ない夏休み?となりました。
思い切り鳴いて下さいな。
そういわれてみれば最近は蝉の鳴き声が少なくなった。
そういえばここのところ夜は虫の鳴き声が・・・・。
そんな季節の移ろいは虫たちが教えてくれるのですね。

花百日紅は色とりどりです。
暑さをこらえての撮影も汗ダクになります。
撮影を終えて車に戻るとあちこちが痒い・・・・。
気が付けば何か所も蚊に刺されていた。(>_<)
- 2019/08/17(土) 06:15:17|
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風に流された花火がイラストのように撮れちゃいました。

こちらはヤシの木。
花火の撮影は周りの風景を入れないとスケール感が分かりませんね。

屋根の向こうは火事?いや、夕焼けです。
意識して撮ったわけではない偶然の結果でした。
- 2019/08/16(金) 05:30:41|
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その昔は帰省も大変な時間を費やしての旅だった。
その帰省も里帰りと言われ、鈍行列車に揺られながら今か今かと遠い故郷へと向かったものだ。
今では新幹線のお蔭で、行き帰りの時間も短縮され、その分田舎での滞在時間も多くなった。
でもいくら新幹線と言えど、自由席では通勤電車並みの混雑を覚悟での帰省となり、どっと疲れが溜まりそうだ。
そんなことを言っている私は、そんな経験はありません。地産地消人間ですから。(*^^)v

そうなると飛行機での帰省は、列車に比べると必ず座って行けるので安心ですね。定員オーバーってこともないし。
でも搭乗時間は短いが、その分待ち時間のロスが多いかな。

少年時代の夏休みの思い出と言ったら、今も昔も水遊びかな。
都会では味わえない自然との触れ合いが、後々懐かしい思い出となることでしょう。
今年の帰省は台風の襲来で半減しそうでうね。何とも残念な年になりそうですが。
無事の帰宅を祈ります。
- 2019/08/15(木) 05:45:01|
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今日は久々に雨の朝を迎えました。遠い台風の影響なのだろうか。
最近スマホの機種変更をしたので、アプリの移動で連日時間を割いています。
ポイントや特典につられて会員登録でアプリが沢山になり,訳が分からなくなって来ました。
そんな訳でアプリの移動が完了するまで旧機種は廃棄出来ずにいます。
でも、自宅のネットのWi-Fiでネット回線が使えるのでブログなどの閲覧に使っています。

部屋を整理していたら、ずっと昔に購入した新聞天気図の10年集成という本が出て来ました。
写真は1960年8月のページ、今から59年前の8月14日を見ると、見出しには「東京25度冷涼、心配された台風13号は西へそれたが、天気は北高のぐずつき型・・・・」とあります。昔の風情が感じられる懐かしい記事です。

今日の当地域は一日雨の予報でしたが、ブログを作成中雨が上がったようなので庭に出たところ、キバナコスモスが一輪咲いていました。雷を伴った強い雨が降ったにもかかわらず、めげずに咲いていたので早速マクロで撮ってみました。
今日は一日ぐずつき天気のようなので、このまま部屋の整理でもしようかと思います。
台風の進路に当たる地域の方々は、どうぞお気を付けを。大きな被害の無いことを祈ります。
- 2019/08/14(水) 10:09:20|
- 夏(6・7・8月)
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今日からお盆ですね。
お盆といえば私はおはぎを思い浮かべてしまいます。
地方によっておはぎやぼたもちなど呼び名や原料にも違いがあるかと思いますが、私の地域では最近は区別なくおはぎと呼ぶことが多いようです。ぼたもちより言葉の響きが良いのかも。
昔から赤色は魔除けの効果があると言われ、赤色の小豆で作るものが供物として供えられるのでしょう。

おはぎという響きを聞くと、私は萩の花を思い浮かべます。
鮮やかな赤が緑に映えます。

マクロで覗くととても可愛いらしい花です。この花を見ると何故かクリオネを思い浮かべます。
*どうやらお盆の最中に台風が西日本を直撃しそうですが、ただただ大きな被害が無いことを祈るばかりです。
- 2019/08/13(火) 05:40:04|
- その他
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昨日は朝から雲が多く気温の上昇が緩やかだったので、久々にひと息することが出来ました。
最高気温もいつもより3度くらい下廻ったので、午後もいつもの猛暑から逃れることが出来ました。
果たして今日はどんな展開になるのか。
お盆休みに入り台風の動向が心配されますが、いずれにしても交通関係への影響は免れないようですね。
一番天気の安定しているはずのお盆期間中の台風襲来は予想外です。
帰省する方には何ともお気の毒な事態ですね。

この時期は草むらにはちっちゃなツユクサを多く見かけますが、同じ仲間のこの園芸種のムラサキツユクサは、花が大きいので見応えがあります。
色も紫だけではなく、赤や青があります。でもムラサキツユクサというのですね。

この季節は甘い桃がおいしいですが、桃は皮剥きが大変です。
動画で見たのですが、くぼみのあるところに沿って包丁を入れ種のあるところまで深く入れながら一回転、次に同じようにように十字に包丁を入れ一回転させ、両手でねじるようにふたつに割ると片方にだけ種が残ります。種の残った方を包丁でえぐり取り、最後はリンゴのように8等分に切り、リンゴの皮を剥くように皮を剥く。ただし硬めの品種には良いですが、柔らかい品種ではデリケートに扱わないと潰れてしまいそうです。
この説明では分からないでしょうから、桃の皮剥き動画を探してみて下さい。
- 2019/08/12(月) 06:00:43|
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連日猛暑と熱帯夜が続き毎日クーラーがフル回転です。
ひと雨欲しところですが入道雲もただ眺めるだけ。
雨になって降るのは群馬や栃木県に集中しています。
長い梅雨にうんざりしていたのに、今度は雨が恋しくなりました。

平日は仕事で出歩く人を見かけますが、土日はほとんど歩いている人を見かけません。
クーラーの効いた部屋でこんなものを頂くのが良いかも。
昔はこんな猛暑ではなかったので、窓を開けて外の景色を眺めたものだったが、
今では窓越しに見るしかありませんね。

これはアサガオのように見えますが、ペチュニアです。
形はアサガオ似ですが、アサガオは和風、ベチュニアは洋風といった感じに思えてなりません。
日本の夏風情を楽しむには、やはりアサガオが良いかな。
昨年はアサガオで日除けにしようと種を蒔いたのですが、葉っぱの裏側にカメムシが大繁殖してしまいました。
鉢植えで楽しむくらいがいいのかも。
- 2019/08/11(日) 06:01:03|
- 夏(6・7・8月)
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今日は立秋、連日猛暑続きの熱帯夜は蝉の鳴き声で目覚める今日この頃です。
蝉の幼虫は夕陽が落ちて暗くなると穴から這い出て、夜のうちに脱皮するようです。
そして翌朝に第一声を発するという。

残暑見舞いは立秋から8月いっぱいくらいだと聞きます。これも諸説あるようですが。
熱帯夜では寝ている間にもクーラーが無いと、熱中症の危険性があるとか言われていますが、一晩中クーラーの中では朝の目覚めがスッキリしません。
それで私は、途中でクーラーを切って小さな窓を開けます。するとどこからとなく涼しい風が流れて来ます。
我が家は木造なの良いですが、マンションやコンクリートの住まいでは無理でしょうね。
壁に蓄積された熱が夜に放出されるので、一晩中クーラーは欠かせないでしょう。

最近スマホのバッテリーの減りが早いこと。たまたま料金見直しでサービス店に行ったところ、私のスマホは、はや4年が経過しているとのこと。今のスマホはバッテリーが内臓されていて交換には2週間位かかるということ、初期化もしなくてはならないだの、買わざるを得ない状況になってしまい、結局購入してしまいました。しばらく設定やらで脳トレが出来そうです。

散歩道には青いトゲトゲの栗が実っています。
こんな光景を見ると秋を想像することになりますが、暑さもまだしばらくは続くのでしょう。
以前はお盆を過ぎると秋風が吹くと言われていましたが、そんな季節の風情も今日ではままならないのかも。
夏は暑すぎる、冬は寒すぎる、春秋は極端な陽気の変動、昔のような四季の風情が懐かしいです。

エノコログサが逆光で眩いです。この草が枯れ色になるのは何時の頃だろうか。
蝉の鳴き声なのか耳鳴りなのか分からなくなった今日この頃です。(*^^)v
- 2019/08/08(木) 06:00:31|
- 夏(6・7・8月)
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ここは姫沼、早速目に飛び込んで来たこの風景は、どこか見覚えのある風景だ。
そう長野県茅野市にある御射鹿池だ。水面に浮かぶ緑の草がとても印象的。
御射鹿池は農業用水のため池が神秘的だと観光資源となっている。
そしてこの姫沼は、ヒメマスの養殖池として作られた人工の沼だという。
実情は別にして、いずれも写真映えする風景なのだ。
写真は部分部分を切り撮ることによって、想像が膨らむところが面白いのだと思う。

緑の映り込みが何とも眩く感じる。紅葉の時はどんな風景になるのだろうか。

背景の利尻山が水面に映るということで逆さ富士が見られるかと思いきや、御覧のように生憎その部分にだけさざ波が立っていた。

ここは周囲を一周出来る木道がある。
早速歩いてみると、花火のような花が・・・・水面を背景にすると白い花がくっきりと浮かび上がった。

近づくと警戒心の強い水鳥は直ぐに逃げるはずが、じっとして逃げる気配がない。
よく見ると子ガモのようだが、撮ってもイイよとばかりにじっとしている。
*まだまだ旅の風景は続くのですが、10回という区切りの良いところでひとまず完結ということに致します。
長々とお付き合いありがとうございました。残りは何かの折に触れご披露したいと思います。
- 2019/08/07(水) 00:00:00|
- 旅風情
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今日は午後一番のフェリーで礼文香深港から利尻鴛泊港に向かう。
フェリーターミナルの中にある「武ちゃん寿司」で昼食を済ませてすぐの乗船で、今日は少し波が高いというので船酔いが心配だ。
旅の時はいつも思う、今度はゆっくり滞在したいという思う気持ち。
今回もそんな思いで礼文島を後にする。

船酔いもなく無事利尻に上陸出来た。礼文では曇り空だったが利尻は晴れている。
早速利尻山の伏流水の湧き出る日本の名水百選の「甘露泉水」に向かった。
駐車場から歩くこと15分くらいだったかな。

ここは利尻山の登山口の3合目だ。
駐車場から15分くらい歩いただけなのに。
早速飲んでみたが、なるほど後味が甘く感じる気がする。何か体に良さそう。
今湧き出ている水は20~30年前の雪解け水になるらしい。神秘的な思いがする。

この一帯はキャンプ地となってる。
以前に道本島からクマが泳いで上陸したと言われたが、その後の目撃事実がないので、また戻って行ったのだろうと終息宣言が出された。
今は以前のようにクマや蛇など、人にとって危険な動物はいないという平穏な島になったようだ。
なるほど注意標識には落石や足元の注意喚起だけで、クマ出没注意の文言はない。

そうなるとこんな光景をゆっくり撮れることになる。
ウツギの仲間かな。

葉っぱの半分くらいが赤くなっているマタタビ。
- 2019/08/06(火) 00:00:00|
- 旅風情
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ここはスコトン岬。地図を頭に浮かべると、ここが最北の岬かなと思ったが、緯度でいう最北は宗谷岬ということ。
なのでここのキャッチフレーズは北限の岬、トイレも北限のトイレと謳ってある。
スコトンという呼び名は聴き慣れないが、漢字で書くと「須古頓」と書く。
当て字だろうがアイヌの言葉で、大きな谷にある入江という意味らしい。
雨は上がったが、強風で足元がおぼつかない。

岬の先には更に岩礁が続く。
ただの海面だけではカメラを向けることもないが、これはこれで構図の勉強にもなる絵だ。

縦構図で撮り距離感を出した。
このくらいが実際のイメージに近いかな。岩礁の続く左先に見えるのはトド島だ。

トド島は無人の島で灯台がある。
一年中ゴマフアザラシの群れが見られるようだが、島までは距離もあるので肉眼では確認出来そうにない。

ここもスカイ岬同様に波が荒く、岩礁に打ち寄せる白波が面白い被写体になる。

北の海は夏でもこんな荒波なのだ。冬場の光景は想像を絶するものになるのだろう。
普段海を見ることのない私には、拘って撮りたいシーンばかりだ。
- 2019/08/05(月) 00:00:00|
- 旅風情
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3日目の朝は小雨に強風のスカイ岬。
岬は風が通り抜けるので強風で構えるカメラが揺れる。
シャッタースピードを上げないと手振れをおこしてしまいそうなので、ISO感度を上げて手振れ対策をした。
背景が灰色なので、なるべく背景は少なくしたいが、あまり画面を詰めると窮屈な絵になってしまう。

突き出る岬を縦構図で奥行き感を出してみた。
空の部分を切り詰めたので、その分広角より標準気味になってしまい奥行き感が薄れてしまったようだ。。

手前に花を入れてみたが、天気のせいだろうかあまり目立たない。
雨の日は写欲も半減するだろうが、こんなダイナミックな光景を目の当たりにすると半減するどころではない。

岩には繰り返し荒々しい波が打ち寄せる。
私には滅多に見ることのない光景に夢中でシャッターを切る。
もうカメラはびしょ濡れだ。

積み木を重ねたような柱状節理の岩が面白い。
三角構図など立体的な構図もイイ。

岩礁の配置を考えて構図を考えると、どうに撮ろうかと迷ってしまうくらいだ。
さすが澄海岬と名の通り水が澄んでSky空のようだ。
- 2019/08/04(日) 00:00:00|
- 旅風情
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旬の花に巡り会えなくて正直期待外れの感じだったが・・・・。
それなら風景に期待をと、しばらく歩くと定番の撮影スポットに辿り着いた。
向こうに見えるのは利尻富士。本家富士山のように独立峰で裾が広い山だ。
生憎山頂付近には雲が掛かっている。

雲が取れるのを期待しつつ、少しずつ移動しながら前景を変えて何カットも撮った。
とにかく滅多に来られないので撮りまくる。

利尻富士は恥ずかしがり屋なのか、いっこうに顔を見せてくれない。
本家の富士山も同じだ、待てど待てど次から次へと雲が湧く。
そういえば蝦夷富士の羊蹄山も滅多に顔を見せなかった。

更に登って行くと桃岩に着いた。右側が桃岩だ。
全景を撮りたいが逆光で条件が悪いので、下の部分だけにするが岩肌が暗くなっている。
転げ落ちたら止まりそうにない斜面が海辺まで続いている。
正面の奥の方の海面にポツンと浮かぶ岩は猫岩。

猫岩をズームして見ると小さそうに見えた猫岩も、下に見える建物と比較すると思いのほか大きいことが伺える。
どんなところが猫に似ているのか、ここからでは想像もつかない。
ここは礼文島の最南端の知床という地区になる。
- 2019/08/03(土) 00:00:00|
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これは「ミソガワソウ」
途中で行き合ったガイドさんに聞くと、今年は雪融けも早く花期が2週間ほど早まったという。
勿論固有種のアツモリソウの花期は6月なので花はないが、今年はパンフの花暦はあまり当てにならないようだ。

「オニシモツケソウ」
この花の花期も過ぎてしまったようだ。なので写真に撮れる花を探すのに苦労する。

「ヤマブキショウマ」
花は白のはず、花期を過ぎて枯れて来たのかな。でも、これはこれで絵になる。

「ヨツバヒヨドリ」
花期は7月から8月。蕾の花が多いのでこれからが旬なのかな。

「レブンソウ」
やっと固有種に会えたという感じ。これは貴重なカットだ。

「ヤマハハコ」漢字では「山母子」
地味な感じの花だが、山に生きる母子の環境は厳しいのだろう。
*花撮も現況に合わせて出かけられるようなら良いが、今回のような遠出では予約のこともあり、花期を予想しての旅になってしまうしかない。
次回は6月に出かけてみたいと思う。
*被写体は花だけではない、固有の風景もあるだろう。
- 2019/08/02(金) 00:00:00|
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旅の2日目はフェリーで稚内港から礼文島香深港に向かうのだ。
出航を待つフェリーターミナルの待合室には、雪解けの利尻富士のスクリーンがあった。
礼文島からの眺望かと思う。手前の花はエゾカンゾウのようだ。果たしてこんな光景が見られるのか。
出航を前に写欲がそそられる。

久々のフェーリー乗船でワクワクしながら稚内港の様子をビデオにも収めた。
写真は後でしんみりと当時を振り返り楽しむが、ビデオはその時の臨場感がまざまざと感じられる、との違いがある。
どちらも思い出として楽しめるが、ビデオ撮りは写真に比べると撮影に集中する時間が長いので、旅の楽しみは半減するだろう。
まして後々の編集を意識しての撮影となると、仕事のようになってしまいそうだ。

沖に出ても波は穏やかで揺れはほとんど感じられなかった。
しばらくすると頂に雲を被った利尻富士が見えて来た。
すれ違うフェリーが良いアクセントになる位置に来るのを待ってパチリ。

花に会えるには桃岩展望散策が良いということで挑戦することに。
上まで車でも行けるということだが、今回はここの花を目当てに来たのだから、ゆっくりと散策しながら撮影したいと思う。

あのとんがった山が桃岩のようだが、どう見ても岩というより山のように見えてしまう。
それにしても、やけに緑が眩く感じ日射しも強く感じられ、肌がジリジリする。
礼文は紫外線が特に強いというが、その通りのようだ。
涼しい印象の北の果ての夏はこんなものなのか。

散策していると、こんな花を多く見かける。エゾニュウだ。
私にはぱっと見で本州でみられるシシウドだろうと思ってしまう。
でも似たものが他にも幾つかあるらしいが、細かいことは抜きで、とにかく撮影に専念することに。
下にある紫の花は下向きに咲いているのでチシマアザミのようだ。
- 2019/08/01(木) 00:00:00|
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