桜の見頃を伝えるニュースと言えば、ソメイヨシノのことになるのでしょうが、桜も種類によって花期は様々です。また同じ種でも周りの環境によって花期がズレます。だからこそこの時期は山間などを車で廻ると、色々なシチュエーションの桜風景に遭遇することが出来ます。そして桜の時期はまだ木々に葉っぱが付いていないので、桜の存在が遠くからでもよく分かるのです。また、桜の木は神社仏閣などに多いので、普段は立ち寄ることのない境内に入って神仏の世界に浸ることが出来ます。そんな花巡りの写真整理に追われ、肝心なブログアップも遅れてしまいます。(撮影日4月10日)

本日は世界遺産でおなじみになった旧製糸工場のある富岡市とその周辺を移動してみました。
昌福寺の枝垂れ桜です。見た目は迫力のあるものでも、写真撮影となるとポイントが限られてしまうので、本来の趣を出すが腕の見せ所かと思いますが。これでは本来の姿を表現出来ていないようです。そういえば最近肩が痛くて腕が上がりません?(+_+)

これは最興寺のソメイです。青空の雲を入れてみたのですが、あまりはっきり出ていませんでした。露出をアンダー目にすると青空の部分が濃くなり白い雲が浮き出るかと思いますが、そうすると桜が黒っぽくなってしまいます。もうひとつはPLフィルターを使うといいかも知れませんが、PLは空が暗めのトーンになってしまいます。やはり桜はハイキーが良いかと私は思います。

こちらは同じ桜を望遠で引き寄せて、桜そのものの表現をしてみました。上の写真は桜の環境を取り入れたもので、こちらは勿論主題は桜そのものです。

たまたま通り掛かった上信電鉄(高崎~下仁田)の電車です。下仁田はこんにゃくの産地で、コマーシャルは「マンナンライルのこんにゃく畑 ♬~~」のCMソングでおなじみですね。と言っても関東地域だけなのかな?

富岡市お隣りの甘楽町にある宝積寺(ほうしゃくじ)の観音様と大きな紅枝垂れです。今年は色付が実に鮮やかでした。

全体はこんな感じです。

自分なりに面白そうな枝ぶりをアップで表現してみました。

他に目をやるとソメイもありましたが、その奥に種類の分からない淡いピンクの桜があります。
これからまた撮影出かけます。被写体が多すぎて、しばらくはストック写真が溜まりそうです。(*^^)v
- 2017/04/14(金) 09:34:18|
- 春(3・4・5月)
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