
今日は女子を祭るひな祭りの日ですね。ひな祭りにあられやひし餅を供えるのは何故なのか?
ひなあられは4色ですね。これは四季を表しているとか。
一年を通して娘の幸せと健康を祈願するいった意味合いがあるようです。

では、ひし餅はというと、ひし餅は3色で赤はクチナシ、緑はヨモギが入っています。白は多分そのままだと思いますが。この2色の植物が邪気を払うと信じられていたことから、これも娘の幸せや健康を願う親心が練り込まれているようです。

大昔の人形です。潮汲みとか言ったかな?今はコンパクトな大きさになっていますが。その昔はこんな単品ものも多くあったようです。

三人官女です。男子禁制の後宮などで、皇后や妃の身の回りの世話をする才女の秘書官だとか。この中のひとりは既婚者だということです。昔の既婚者は眉を剃ったりお歯黒などをしていたようです。ひとりだけ白い装束を付けいている人の眉がないように見えますが。

桜餅は直接ひな祭りには関係ないと思いますが、何故かこの時期に登場します。これは長命寺という関東風の桜餅です。クレーブに似た皮であんこを巻いたものです。

こちらは道明寺という関西風の桜餅で、もち米が原料の道明寺粉を使ったもので、見た目がきりたんぽのような生地に、あんこを詰めたという感覚です。長明寺は餅という食感には程遠いですが、こちらはまさに餅の食感があります。
- 2019/03/03(日) 06:30:07|
- 春(3・4・5月)
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