
木陰に咲くシャクナゲ。
いよいよ花たちも山へ登り始める候となりました。ここは群馬県赤城山山麓の標高600mほどにある赤城自然園です。
森林セラピーに指定されており、リラックス、ストレス抑制、免疫アップに効果が見られるというエリアだ。
今はシャクナゲ、ツツジが見頃を迎えている。他にも少量ながら色々な高山植物が見られる。
自然園と言っても管理が行き届いているので植物は守られている。

シャクナゲの咲く隣には見頃のヤマツツジが咲いている。
深呼吸をすると空気が旨い。小鳥の囀りも心地良い。気温もほどほどだ。

最近購入したミラーレスカメラが軽い。手振れ補正のレンズで手振れも解消できる。
以前のように重い三脚を持つ煩わしさもなく、マクロ撮影も構図の自由度が増した。
これはマムシグサの新芽の時期。マムシのイメージは薄れるくらいの若葉だ。

園内の一番奥に咲いていたツバメオモトだ。昨年と同じ場所に咲いていたのでほっとした。
高山植物の仲間であるが、近年は鹿などの食害で全国的に数がめっきり減っているようだ。
いずれは絶滅危惧種になるだろう。
葉っぱがオモトに似ていること、花がツバメに似ている、果実がツバメの頭に似ている、ツバメの飛ぶ頃に咲く、ということから名付けられたようだ。

今年はヤマブキソウの群生が綺麗だ。緑と黄色がお互いを引き立てているよう。
そろそろランチ休憩としようかな。こんな環境で食べるお弁当はコンビニものでも格別に美味しいのだ。
都会の喧騒を逃れた自然は、リフレッシュには持って来いだ。
- 2019/05/10(金) 06:00:00|
- 春(3・4・5月)
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