
(撮影日6月14日)
以前はレンゲツツジとニッコウキスゲに彩られていた覚満淵だった。
近年鹿の食害でその風景は過去のものとなってしまった。

鹿よけのネットをくぐり覚満淵を巡る遊歩道を一巡した。
記憶に残っている以前の風景が印象強く、どうしても比べてしまう。
ここではレンゲツツジを囲むようにシダが群生して、シダの緑とツツジのオレンジ色の対比が実に綺麗だ。

今度は森の中の遊歩道に入る。ここはレンゲツツジではなく、ヤマツツジが咲いている。
そのヤマツツジには鹿の被害の形跡は見当たらない。
ここで疑問が湧いた。覚満淵のレンゲツツジ被害だが、そもそもレンゲツツジには毒があり、牧場内にあるレンゲツツジは牛などが食べることはない。それが覚満淵では鹿に食べられ激減したと言われている。それならば何故ヤマツツジは被害に遭わないのか??

そんな疑問は後々にして、ここではヤマツツジを狙うことにする。
ヤマツツジは薄めの赤色と鮮やかな赤色の2種類だ。この花は鮮やかな赤だ。

こちらは薄めの赤色だ。ヤマツツジの容姿は実にバランスが良い。それで構図も決めやすい。
背景は緑だけではなく木々の形が面白い。
ここでも絶え間なく春ゼミの声がに賑やかだ。
- 2019/06/18(火) 00:00:00|
- 夏(6・7・8月)
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