
25番札所の帰りにふと思いついた、ヘメロカリスの咲いている花園へ立ち寄ってみよう。
その花園は秩父ミューズパークという丘陵地にある。
周囲は柵があり黒いシートで覆われている。そして柵の外では奇妙な声が聞こえる。その奇妙な声の主は鹿だ。ここでも鹿の食害に悩んでいるようだ。

ヘメロカリスは日本原産のキスゲなどが欧米で改良された丈夫な花だという。花は一日で咲き終わるというのだが、1本の茎には何十個もの花芽が付くので、それが順次咲いて行くことで花期は長いという。ただアブラムシが付きやすいということだ。
私は過去にアブラムシが付いている花ばかりに遭遇しているので、この花の印象は悪かった。が、今日の花には好印象が持てた。

これはまさにキスゲに似ている。
ヘメロカリスはギリシャ語で「一日の美」といわれるほどで、花の寿命はたった一日ということだ。

鮮やかな赤色は何故か気持ちが高ぶる。パッションというのかな。

更にこんな風に前ボケで「燃える花」と題したくなるほどの鮮やかさにしてみた。

燃えっぱなしでは終えれないので、少し抑え気味な色彩を狙いました。
今日は印象の良いヘメロカリスに出会えて良かった。
- 2019/07/05(金) 00:00:00|
- 夏(6・7・8月)
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