
旅の2日目はフェリーで稚内港から礼文島香深港に向かうのだ。
出航を待つフェリーターミナルの待合室には、雪解けの利尻富士のスクリーンがあった。
礼文島からの眺望かと思う。手前の花はエゾカンゾウのようだ。果たしてこんな光景が見られるのか。
出航を前に写欲がそそられる。

久々のフェーリー乗船でワクワクしながら稚内港の様子をビデオにも収めた。
写真は後でしんみりと当時を振り返り楽しむが、ビデオはその時の臨場感がまざまざと感じられる、との違いがある。
どちらも思い出として楽しめるが、ビデオ撮りは写真に比べると撮影に集中する時間が長いので、旅の楽しみは半減するだろう。
まして後々の編集を意識しての撮影となると、仕事のようになってしまいそうだ。

沖に出ても波は穏やかで揺れはほとんど感じられなかった。
しばらくすると頂に雲を被った利尻富士が見えて来た。
すれ違うフェリーが良いアクセントになる位置に来るのを待ってパチリ。

花に会えるには桃岩展望散策が良いということで挑戦することに。
上まで車でも行けるということだが、今回はここの花を目当てに来たのだから、ゆっくりと散策しながら撮影したいと思う。

あのとんがった山が桃岩のようだが、どう見ても岩というより山のように見えてしまう。
それにしても、やけに緑が眩く感じ日射しも強く感じられ、肌がジリジリする。
礼文は紫外線が特に強いというが、その通りのようだ。
涼しい印象の北の果ての夏はこんなものなのか。

散策していると、こんな花を多く見かける。エゾニュウだ。
私にはぱっと見で本州でみられるシシウドだろうと思ってしまう。
でも似たものが他にも幾つかあるらしいが、細かいことは抜きで、とにかく撮影に専念することに。
下にある紫の花は下向きに咲いているのでチシマアザミのようだ。
- 2019/08/01(木) 00:00:00|
- 旅風情
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| コメント:6
1枚目のような撮影スポットが何処なのか分かりませんでした。
観光写真ですから、合成なのかも知れませんね。
花は残念ながらちょっと期待外れでした。
- 2019/08/02(金) 10:32:10 |
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- フォトハイカー #IK.sD0ZU
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花を期待して行ったのですが、
2週間も花期がズレたのことで中途半端な時季だったように思います。
それで花の撮影には期待外れの結果でした。
何せ初上陸なので、廻る道程も要領がつかめませんでした。
天気も急変することもあったしです。
- 2019/08/02(金) 10:28:14 |
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- フォトハイカー #IK.sD0ZU
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いよいよ島に渡りましたね。礼文は高い山は無いですが、緯度が高いので花の固有種の宝庫としても有名ですね。もう何十年も行ってませんので、だんだん記憶も薄れそうです。
たっぷり時間をとって南北縦走が一番いいんですが、今はそういう人は少ないのでしょうね。どんな花に出会えたのでしょうか、続きが楽しみです。
- 2019/08/01(木) 16:56:01 |
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- 野付ウシ #-
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