
多分枯れ野なのだろうと思いつつ、午後からいつもの花園へ行って見た。
駐車場には一台の車もなかった。見渡す限り枯れ枝と常緑樹の殺風景な冬の景色だ。
折角来たのだからとカメラを持って歩き出す。
殺風景な景色の中に見つけたキャベツのような花、葉ボタンが目に止まった。
絞りを開け気味にして中央の花にピントを合わせてみた。
イメージ通り前後が程よくボケてくれた。

片膝を付いてアングルをさらに下げ、ズームアップして手前のボケを大きくしてみた。
少し春に近づいたような温もりが感じられる春色になった。
葉ボタンは夏にタネを蒔き、冬に色付く葉を観賞するものだという。
見た目通りキャベツの仲間で、ヨーロッパから渡来した江戸時代には食用としていたものが、後に観賞用に改良されたようだ。

こちらは夕陽に照らされたラッパスイセンだ。

おちょぼ口が何ともひょうきんに思えてならない。デュエットしているかのような二人を見つけた。
手前の花を大きくぼかしてみたら、これも春のような温もりが感じられるようになった。
2月にもなれば梅が咲き始め、そこから次々と春の花が咲き始めるのだろう。
2020年今年も花に癒されてみよう。
- 2020/01/11(土) 06:24:24|
- 冬(12・1・2月)
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