
2013年1月下旬シーズンオフの閑散期を狙っての九州の旅だった。
博多駅4番ホームに「ゆふいんの森1号」が着いた。
ヨーロッパの鉄道を思わせるような斬新な観光列車だ。
この列車に乗って湯布院まで向かうのだ。
列車が着くと早速列車を背景にした乗客の記念撮影が始まった。
入れ代わり立ち代わり、お決まりのVサインとハイチーズのオンパレードだ。

乗車口には女性のアテンダントが出迎えてくれ、車内に入ると木目調の内装が目を引く。
観光列車の旅は初めての私には、見るものすべてが新鮮に見えた。
物珍しさもあり、用もなく車内を廻ってみたりと、乗り鉄気分になってしまった。
車内ではバス旅のような車窓の風景説明や、アテンダントの帽子を被っての記念撮影のサービスなど、滝の見えるところでは列車が徐行するといった、観光列車ならではのサービスで、2時間ほどの列車の旅もあっという間に過ぎた。

駅舎の表示はレトロ感いっぱいの「ゆふいん驛」、また無人駅ではないのに、改札口は切符の回収箱だけのバリアフリーだ。
そして駅舎には、まだ正月飾りがあった。

駅を出ると、真正面にそびえ立つ由布岳が出迎えてくれた。とてもインパクトのある光景だ。
この駅通りを由布岳の方向に進んで行くと湯布院温泉がある。
- 2020/01/13(月) 06:07:55|
- その他
-
-
| コメント:0