*ゆふいん温泉と言ったら前記のように「湯布院」と私は表記してしまいましたが、正しくは「由布院温泉」です。
これは歴史を紐解いていくと、自治体合併や観光地としての知名度などの諸問題が複雑に絡んでいるようです。
所在地は大分県由布市、駅舎の表示は「ゆふいん驛」などとひらがな表記、また「湯布院」「由布院」などの表記が柔軟に使われているようだ。
由布院温泉の散策と言ったら金鱗湖(きんりんこ)だ。
湖というので広々とした風景をイメージしたが、こじんまりとした感じで湖畔の一周もぶらぶらしながら20分ほどで廻れた。
何の変哲もないこの湖の魅力は、秋から冬にかけての早朝に発生する幻想的な霧の景色にあるようだ。
水温が高いことから、早朝の冷え込みで濃霧が発生するという。

金鱗湖界隈には昭和の風情を味わえるエリアがある。
昭和のあの時代にタイムスリップ出来る。
本物のオート三輪車のミゼットやポパイの人形等々、今となってはお宝となりそうなものもばかり。

ぶらぶらしながら一軒一軒お店を覗き込むのがまた楽しい。

有名人の立ち寄る店の店頭にはこんなものが。
この時も総理大臣だったのか?安倍総理も立ち寄ったようだ。
当時の流行語の「倍返し」のフレーズが懐かしい。

モンチッチも懐かしい。
この界隈しか散策しなかったが、ここの温泉街風情は他の地方の温泉街とは違う。
例えていうなら、軽井沢銀座や原宿のような若者受けするような店舗が多く、お土産も饅頭などの和菓子系などではなく、洋菓子系の店が多いようだ。でも、昭和の世代も楽しめるといった、昭和と平成が一度に楽しめる不思議な空間だ。
また宿が一ヶ所に集中していないので、それぞれに街並みを楽しめるのかもしれない。
- 2020/01/15(水) 06:00:16|
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