
今頃の低山の峠では、ヤマツツジが綺麗だ。
色は赤というより朱色というのかな。
時には人工的に植えたものなのか?鮮やかな赤色を見かけることもある。

大玉に咲くシャクナゲも山林でよく見かける。
最近は鹿の食害で絶えてしまう地域もあるようだ。

薄紫に咲くのはヤマフジ。
園芸種のフジより花の丈が短いのが特徴だ。
時々このような群生を見かけるが、撮影ポイントに苦労する。
撮りたい位置がもう少し右が良いかな・・・・そこは崖だ。
あまり被写体ばかりに気を取られていると、危うく崖下へ転落してしまうかも!

ヤマフジかと思ったら、桐の花でした。
この木は原産が中国で鳳凰が止まる高貴なものだといわれ、渡来してから日本でも菊とともに皇室の紋章にされたとか。
その昔農村地域では、女子が生まれたら桐の木を植えろと言われた。
その子が嫁ぐときに、その桐の木で作ったタンスを持たせるためだという。
時代の変わった今は、集落の片隅に放置された大きな木を見ることになる。
名の由来は、切っても切って成長し続ける「切る」が変化して「キリ」になった説が有力とか。
それを言うなら、「キリが無い」からの方が説得力がありそうだけど・・・・。(*^^)v
- 2020/04/26(日) 06:00:31|
- 春(3・4・5月)
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