
これはハスの中でも古代ハスと言われるものです。
このように桃のような形に咲き、最盛期を過ぎると花弁がだんだんと剥がれ落ちていく。
スイレンよりずっと大きい花です。

ハスもスイレンも水の中に根を張りますが、ハスは茎が長く水面から何十センチも、
いや1m以上にも立ち上がり花を咲かせるものもあります。
葉っぱは大きく、水面を覆いかぶせてしまうくらいになります。
葉っぱで水面が見えなくなり、撮影に夢中になっていると、危うく足を踏み入れてしまいそうにもなります。

スイレンはこのように水面に花を咲かせ、花も葉もハスに比べはるかに小さいのです。
スイレンの葉は一ヶ所に切れ込みがあり、つやがあるのですが撥水性がない。
それに引き換え、ハスの葉は驚くほど撥水性があり水玉が大きくなるのです。

スイレンはこのように花の並びの構図を考えて撮るようになりますが、ハスは花が大きく
花同士のソーシャルディスタンスが空いているので、どうしても一輪のアップ写真になってしまいます。
ひとことでいうと、ハスは水面から高い位置に咲き、スイレンは一部の種類を除いて水面上に花を咲かせる。
蛇足ですが、スイレンを撮影するときはPLフィルターで撮ると、水面の反射が取れて深みのある絵になるのです。
- 2020/07/17(金) 06:05:06|
- 夏(6・7・8月)
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見比べはすぐわかると思いますが、地域によって名前の使い分けが違うところもあるらしいです。
ハスは今頃上野の不忍の池に沢山咲いていると思いますが、このご時世では行けそうにありませんね。
- 2020/07/17(金) 19:30:57 |
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ありがとうございます。
ハスの淡いピンクがなんとも言えません。
ピンク色はやはり明るめな表現がいいかなと思います。
貴重な花の季節を満喫してください。
- 2020/07/17(金) 11:12:24 |
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