
晴れ間こそ望めないが、霧が晴れれば紅葉の風景が・・・・。
一見殺風景に見える水辺の風景で見過ごそうとしたが、遠くに見える鮮やかな赤色に惹かれシャッターを押した。
多分ドウダンツツジなのだろう。たった一本のあの赤い木が私の気持ちを動かしたのだ。

光量が足りないとくすんでしまう黄色は、やや露出を多目にしたい。
ここは有名な八千穂高原の白樺林。
この沢山の白樺の木を、どのように配置するか構図に頭を悩ませる。

ここでは春5月から6月にかけてミツバツツジとレンゲツツジの花が、秋はそのツツジの紅葉が楽しめる。
被写体の主役はツツジなのだが、沢山の白樺で主役が埋もれてしまいそうだ。
それでも倒れた白樺の木を多く見かける。そのはず白樺の木は長くても10~20年の寿命だという。
その朽ち果てた木々が養分となって森を育てる生命循環に、ツツジたちもこの白樺の恩恵を受けているのだろう。

絶妙のアングルを見つけた。
三兄弟がポーズを決めて待っていてくれたようだ。
取り合えず考えずに一枚。
そのあとはポイントを変えて色々撮ってみたが、やっぱりこのアングルが良かった。

ここは毎年狙う鮮やかなモミジだが、今年は少し旬を逃してしまったようだ。
なので一番奇麗な部分を切り取ってみた。
なんて鮮やかな赤色なのだ・・・・・しばらく凝視してしまう。
この瞬間はまた一年後になるのだが、その間この木はどんな時を過ごすのだろうか。
来年も無事に会えるのか名残惜しくもなる・・・・といっても、まだ紅葉の時期はある。
これが落葉した枯れ木をみる晩秋であったなら、本当に名残惜しくなるのだろう。
- 2020/10/19(月) 06:05:36|
- 秋(9・10・11月)
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| コメント:2
いつもお褒めを頂きありがとうございます。とても励みになります。
白樺は絵になりますよね。
明日も出掛けようと思います。
貴重な秋を満喫してください。
- 2020/10/19(月) 21:46:28 |
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